経営再建中のソニーのリストラの影響が、地域の雇用に対して大きな影響を及ぼしているが、昔からの製品についても整理を発表した。一連のリストラとの関連は不明であるが、ソニーは、テープレコーダーの出荷終了を決めている。
出荷終了
▲ソニー、テープレコーダーの出荷終了2012年12月10日 11時58分 更新
ソニーはテープレコーダーの国内出荷を2013年1月までに終了する。近年はICレコーダーなどに押されて需要が落ち込んでいた。ソニーがテープレコーダーの国内出荷が、ICレコーダーなどに押された事を原因として終了するようだ。PCに音源を取り込む事を考えると、USBやSDカードなどでデータのやりとりが簡単にできる、ICレコーダーのほうが便利だ。
さらに、スマホでも録音は可能であるため、スマホの急速な普及を考えると、そもそも録音機器市場、全体に影響を及ぼす可能性は十分に考えられる。
2013年1月に全機種の出荷終了
出荷を終了するのは「簡単テープレコーダー」シリーズの「TCM-410」(冒頭写真、12年12月に出荷終了)と「TCM-400」「TCM-450」(13年1月に出荷終了)の3機種。これらは同社のテープレコーダーとして最後の機種となった。ソニーと言えば、カセットテープで一時代を築いた企業だ。
ただし、管理人が驚いたのは、最先端企業のイメージ像と少し違うソニーの状況だ。管理人の身の回りで、テープレコーダーやウォークマンのカセットテープを使っている知人はいない。
そのため、ソニーがカセットテープレコーダーを出荷していたのには、驚いた。どうやら、2013年の1月に残りの機種全ての出荷が終了するようだ。
カセットウォークマン、MDウォークマンは生産終了
既に取材用テープレコーダー「カセットデンスケ」も生産を終えている。 ソニーは2010年にカセットウォークマン、2011年にMDウォークマンの出荷を終えている。ソニーはテープレコーダー事業のリストラを発表した。ソニーは既に、カセットウォークマン、MDウォークマンの生産を終了している。そのため、なぜテープレコーダーを廃止していなかったのか疑問だ。報道だけでは判断できないが、ここ数年の利益はどの程度あったのか気になる所だ。 スポンサードリンク
0 件のコメント:
コメントを投稿