ソニー、ゲーム事業赤字の理由について、アノニマスとの争いや個人情報漏洩による信頼の喪失、スマホとの競合を指摘する声もある。ソニーのゲーム事業の将来性について危惧する声もあるが、気付けばPS3の販売台数は7000万台を突破している。
プレイステーション3販売台数7000万台を達成
▲「プレイステーション 3」全世界累計売上7000万台を達成2012年11月16日 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント
ソニー・コンピュータ エンタテインメント(SCE)は、据え置き型家庭用ゲーム機「プレイステーション 3(PlayStation 3:PS3)」の全世界における累計販売台数が11月4日時点で7,000万台を超えたと発表した。(SCEから販売店等に引き渡された数量)
ソニーのゲーム部門である、SCEはPS3の販売台数が7000万台を超えたことを発表した。販売時期によって、PS3の販売価格は異なるが、単純に1台3万円とすると、売上高は2兆1千億円という、凄まじい数字になる。
PS3の販売開始は、2006年11月のため約6年間で7000万台を販売したことになる。年間にすると、約1200万台、売上は1台3万円の単純計算で約3500億円になる。
単一の製品で、これだけの販売台数と売上高があるということは、ソニーはゲーム事業をビッグビジネスの一つに育成していると言えるであろう。
専用コントローラを1500万台販売
また、PS3®専用PlayStation®Moveモーションコントローラの販売台数は同年11月11日現在で、1500万台を超え、PS3®プラットフォームの普及拡大がますます進んでいます。(SCEから販売店等に引き渡された数量)PS3本体の7000万台発表と同時に、2010年9月から専用コントローラを1500万台販売したことについても、ソニーは同時に発表している。ソニーは、経営不振が言われ続けているが、ゲーム事業の底堅さを印象付ける数字だ。
では、ソニーが販売したPS3のソフトウェアの数も同時に発表しているので見てみよう。
ソフトの累計販売本数は6億5,400万本
59の国・地域で提供 170,000種類のコンテンツをダウンロード可能
2006年11月のPS3®の発売と同時に開始したネットワークサービス、PlayStation®Networkは現在59の国・地域で提供されております。(2012年9月30日時点)
PS3®ユーザーの皆様は、オンライン対戦やPlayStation®Homeなどのオンラインコミュニティサービスに加えて、PlayStation®Storeを経由して57,000のゲームコンテンツを含む170,000種類ものコンテンツをダウンロードしてお楽しみいただくことが可能です。(2012年11月14日時点)ソニーのネットワークサービスが提供する、国・地域は59もあり、ソニーがグローバルな会社であることを改めて感じる。言語による違いはあるだろうが、170,000種類のコンテンツは、圧倒的な数であろう。
シリアで、プレステ使った装甲車の動画と写真が公開されているが、プレイステーション・シリーズが世界中に普及しているかが分かるのではなかろうか。
専用タイトル数は3,590本 累計売上本数は6億5,400万本
PS3は、全世界の幅広いユーザーの皆様およびソフトウェアメーカー各社様から強力なサポートをいただいており、これまでに発売されたPS3専用タイトル数は、3,590本、累計売上本数は6億5,400万本(2012年9月30日時点)に達しています。PS3は、人気ゲーム機なだけに、ソフトの累計販売本数も莫大な数になっている。PS3のソフト1本の値段を仮に5000円とすると、ソフトの累計売上高は3兆円を超える。
ソニーのゲーム事業の今後
ソニーはPS、PS2、PS3のそれぞれのハードで、初期版から型番が変わるごとに部品点数を減少させたり、小型化することで、量産効果による原価低減以上にコスト削減に成功している。管理人も、PS2の中を開けたときに、初期版と以降の中身の違いに驚いた。
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