tag:blogger.com,1999:blog-48970724083832284292024-03-13T20:49:46.355+09:00ソニー倒産回避の金融戦略ソニーの金融、株式、債権、業績などを追いかけます。日本の誇る世界的な巨大企業ですので、ゲーム、または取り巻く環境についても触れられればと思っています。Unknownnoreply@blogger.comBlogger121125tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-14112604209721068332014-01-22T00:47:00.003+09:002014-01-22T00:47:36.654+09:00ソニー2014年リストラの理由ソニー2014年リストラの理由は、格付が投機的水準の目前であるからですね。ソニーは格付けが投機的水準になれば、パナソニックのように銀行融資枠の設定などの検討が必要になりそうです。<br />
<a name='more'></a><br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhISI9-JO_OYH5dCehlRjPVYhd62zxK4SaUSg55bPmB4xbxEmxPbk4UCXQZa30GRsQmJwa5LogFd5BtcDr0HYUh1piHXLVqR-NYOHAxuvnlNKpCpLb4R6a9Fy1OTH9Ei1HcFc_KRFFDt8xC/s1600/%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%BC2014%E5%B9%B4%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhISI9-JO_OYH5dCehlRjPVYhd62zxK4SaUSg55bPmB4xbxEmxPbk4UCXQZa30GRsQmJwa5LogFd5BtcDr0HYUh1piHXLVqR-NYOHAxuvnlNKpCpLb4R6a9Fy1OTH9Ei1HcFc_KRFFDt8xC/s1600/%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%BC2014%E5%B9%B4%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1.jpg" /></a></div>
<br />
<h2>
(1)ソニーのリストラと株主総会</h2>
<ul>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/03/sony-oidasibeya-basho-risutora.html">ソニー 追い出し部屋の場所とリストラ</a>(1)</li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/07/sony-oidasibeya-risutora-mukou.html">ソニー追い出し部屋のリストラ裁判</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/07/sony-kabunusi-soukai-2013-naiyou.html">ソニー株主総会2013内容</a></li>
</ul>
ソニーは業績悪化により積極的なリストラを行っていますが、早期退職制度などにより人件費の削減を急速に進めています。<b><span style="color: red;"><u>ソニーやパナソニックの追い出し部屋が社会的に注目を集めていましたが、両社の格付けは投機的水準の前後であるため、資産リストラについても積極的</u></span></b>に進めています。<br />
<br />
ソニーの大株主に、アメリカの投資ファンドが登場しており、ソニーの業績回復やエンターテイメント部門の分社化を提案していました。<b><span style="color: red;"><u>ソニーの平井社長は、アベノミクスによる株価回復という幸運に恵まれましたが、2014年度に業績が伸びなければヘッジファンドの要求にどう対応するのか</u></span></b>注目を集めています。<br />
<br />
<h2>
(2)ソニーイーエムシーエス2013年のリストラ</h2>
<ol>
<li>ソニーイーエムシーエス ソニーの家電製造子会社</li>
<li>ソニーイーエムシーエスの社員数 約5000人</li>
<li>ソニーイーエムシーエス国内5工場 無制限のリストラを実施</li>
<li>ソニーイーエムシーエスの早期退職者募集期限 2014年3月末</li>
</ol>
ソニー2014年リストラの理由について、2014年1月18日の週刊実話が報じているので見てみてましょう。<b><span style="color: red;"><u>ソニーは家電の製造子会社である、ソニーイーエムシーエスのリストラを発表していますが、早期退職者数の募集制限は無制限</u></span></b>のようですね。<br />
<br />
<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/03/sony-gifu-koujou-risutora-ninzu.html">ソニー岐阜工場社員リストラの人数</a>をまとめましたが、ソニーイーエムシーエスの工場が対象でした。ソニーはEMSと取引を増やして委託生産を積極的に行っていますが、自社の子会社で生産を減少させる方針を継続していることが分かります。<br />
<br />
<h2>
(3)ソニー2013年度のリストラ</h2>
<ol>
<li>ソニー2013年度のリストラ 1万人</li>
<li>ソニー2013年度のリストラ 海外7000人</li>
<li>ソニー2013年度のリストラ 国内3000人</li>
</ol>
ソニーは、2013年度に1万人のリストラを発表していましたが、海外7000人と国内3000人のリストラを行いました。<b><span style="color: red;"><u>ソニーの平井社長が社長に就任した時点で、ソニーは赤字の計上でリストラを続けており、電機事業の業績不振の影響は大きい</u></span></b>ことが分かります。<br />
<br />
<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2012/11/sony-tousan-kiki-kakuduke.html">ソニー倒産危機の格付</a>をまとめましたが、フィッチがソニーの格付を投機的水準に格付けしています。ムーディーズも、ソニーの格付けを投機的水準に格下げする検討をしており、ソニーがリストラをする背景が分かりますね。<br />
<br />
<h2>
(4)ソニー格付け低下の影響</h2>
<ol>
<li>ソニーの増資 株価下落で株主の利益が既存</li>
<li>ソニーの社債発行 金利の上昇で支払利息の増加</li>
<li>ソニーのコマーシャルペーパー 発行できず銀行融資が必要の可能性</li>
</ol>
ソニーが格付け低下すると、どういった影響がでるのか簡単に見てみましょう。<b><span style="color: red;"><u>ソニーの格付低下は、株価下落の要因となりますので、財務悪化が今後も進んだときに、発行済み株式数の増加により株主利益の減少幅が拡大</u></span></b>することになります。<br />
<br />
大手企業は、コマーシャルペーパーで多額の資金調達を行っていますが、格付が低下すると発行は困難になります。<b><span style="color: red;"><u>日本を代表する電機メーカーで、パナソニックは投機的水準に格付けが低下しましたので、三井住友銀行を主幹事とするシンジゲートローンの融資枠契約で資金繰りを確保</u></span></b>しています。<br />
<br />
<h2>
(5)ソニーの業績動向</h2>
<ol>
<li>ソニーの売上高 7割がエレキ事業</li>
<li>ソニーの決算2013年9月中間期 3期連続の赤字</li>
<li>ソニーの決算2013年9月中間期 当期損失158億円</li>
<li>ソニーの決算2014年3月業績予想 当期利益500億円から当期利益300億円に下方修正</li>
</ol>
ソニーの売上高は7割がエレキ事業であり、金融事業や映画事業などが黒字であっても、エレキ事業が黒字にならなければ業績は厳しいと言えます。<b><span style="color: red;"><u>ソニーの業績は赤字続きですが、平井社長の責任というよりも、出井氏とストリンガー氏の前任が成長戦略に失敗したことが最大の要因</u></span></b>ですね。<br />
<br />
ソニーは平井社長就任後に、100%子会社化した携帯電話事業でXperiaシリーズが好調な売上を続けています。<b><span style="color: red;"><u>ソニー2014年リストラの理由は、EMSの活用による外注拡大でコスト削減を行うことですが、ソニーの業績が回復するのか2014年3月期決算に注目</u></span></b>ですね。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-891634504976046772013-08-16T18:49:00.002+09:002013-08-16T18:50:02.028+09:00ソニー バイアコム提携の理由ソニーとバイアコムの提携理由は、インターネットテレビサービス開始のようですね。ソニーはディズニーなどとも交渉を行っており、タブレット端末やスマホで視聴できるようになるかもしれないですね。<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
(1)ソニーの提携戦略</h2>
<ul>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-kabuka-teikei.html">ソニー株価と提携戦略</a>(11)</li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-juki.html">ソニーJUKI提携の理由</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/03/sony-nec-lithium-ion-denti.html">ソニーNEC日産がリチウムイオン電池提携交渉</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/07/sony-panasonic-hikari-disc-teikei.html">ソニー パナソニック光ディスクで提携</a></li>
</ul>
ソニーは業績悪化により、研究開発費の無駄を減らすために、競合企業との積極的な提携や事業譲渡によるリストラを進めています。<br />
<br />
ソニーが提携先を見るとパナソニックやNECなど、あらゆる家電製品で競合していた企業が含まれていますので、積極的な提携戦略を実施していることが分かります。<br />
<br />
<h2>
(2)インターネットテレビサービスを開始</h2>
ソニー、バイアコム提携の理由について、2013年8月16日のロイターが、<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130816-00000034-reut-bus_all" target="_blank">ソニー、ネットTV配信に向け米バイアコムと提携へ=報道</a>を報じているので見てみましょう。<br />
<blockquote class="tr_bq">
米ウォールストリート・ジャーナル紙は15日、ソニー<6758.T>が、<b><span style="color: red;">年内にインターネットテレビサービスを開始するため</span></b>、近く米メディア大手のバイアコム<VIAB.O>と番組配信契約を締結すると報じた。匿名筋の情報として伝えた。</blockquote>
ソニーがバイアコムと定型詩類事が報じられていますが、インターネットテレビサービスを目的とした配信契約が行われる可能性があるようですね。<br />
<br />
ソニーのインターネットテレビサービスについて、コンテンツを持つ会社との番組配信交渉が、現在、行われているようです。<br />
<br />
<h2>
(3)ディズニーなどと交渉中</h2>
<blockquote class="tr_bq">
ソニーは、タイム・ワーナー<TWX.N>、CBS<CBS.N>、ディズニー<DIS.N>とも番組配信を交渉しているという。ソニーの米国法人はコメントを拒否。タイム・ワーナー、CBS、ディスニー、バイアコムもコメントを拒否した。</blockquote>
ソニーが番組配信交渉を行っている企業は、多数のコンテンツを持つ大手メディア企業が含まれており、大規模な番組配信を考えている可能性がありそうです。<br />
<ol>
<li>タイム・ワーナー</li>
<li>CBS</li>
<li>ディスニー</li>
<li>バイアコム</li>
</ol>
ソニーが番組配信を検討している製品を見ると、ソニー製品で幅広く検討していますので、消費者へ提供できるサービスが拡大しそうですね。<br />
<br />
<h2>
(4)ソニー製品に番組を配信予定</h2>
<blockquote class="tr_bq">
番組は、ソニーの家庭用ゲーム機「プレイステーション」の新モデルや同社の高精細テレビ「ブラビア」に配信する。将来的には、同社のタブレット端末や携帯電話端末にも配信する可能性があるという。</blockquote>
ソニーが番組配信を検討しているサービスを見ると、ゲーム機やテレビ、モバイル端末など幅広い製品に影響を与える可能性があります。<br />
<ol>
<li>ソニーの家庭用ゲーム機 プレイステーションの新モデル</li>
<li>ソニーの高精細テレビ ブラビア</li>
<li>ソニーのタブレット端末</li>
<li>ソニーの携帯電話端末</li>
</ol>
ソニーの番組配信サービスが成功するのか不明ですが、他社とは違うサービスを提供することで差別化の大きな要因になる可能性はありそうですね。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-82336016265758039402013-07-30T13:39:00.003+09:002013-08-16T18:55:49.252+09:00ソニー パナソニック光ディスクで提携ソニーがパナソニックと300GBを目指す光ディスクで提携しています。ソニーは提携により、研究開発から投資コスト回収までを、短期化しようとしていることがわかりますね。<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
(1)ソニーの提携戦略</h2>
<ul>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-kabuka-teikei.html">ソニー株価と提携戦略</a>(11)</li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-juki.html">ソニーJUKI提携の理由</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-panasonic-tv-teikei.html">ソニー パナソニックテレビ提携</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/03/sony-nec-lithium-ion-denti.html">ソニーNEC日産がリチウムイオン電池提携交渉</a></li>
</ul>
ソニーは日本を代表する企業であり、家電から金融まで幅広い分野の事業を保有しています。ソニーの業績悪化とデジタル化による価格競争の激化で、研究開発を一社で行うと研究開発費の回収が困難になる事例が多くなっています。<br />
<div>
<br /></div>
<div>
ソニーの平井社長は事業リストラと並行して、事業ごとの研究開発を大手企業と積極的に行っていることが分かりますね。</div>
<div>
<br />
<h2>
(2)業務用次世代光ディスクを共同開発を発表</h2>
ソニー、パナソニック光ディスクで提携について、2013年7月29日の読売新聞が、<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130729-00001026-yom-bus_all" target="_blank">ソニーとパナ、業務用光ディスクを共同開発へ</a>を報じているので見てみましょう。<br />
<blockquote class="tr_bq">
<b><span style="color: red;">ソニーとパナソニックは29日、電子データを記録する大容量の業務用次世代光ディスクを共同開発することで基本合意</span></b>したと発表した。</blockquote>
ソニーは、パナソニックと業務用次世代光ディスクを共同開発を発表しています。ソニーとパナソニックは、ブルーレイディスクの製造や開発で提携していましたが、テレビ事業に続いて次世代光ディスク事業でも提携していますね。<br />
<br />
<h2>
(3)300GBの光ディスクを目標</h2>
<blockquote class="tr_bq">
記録方式や容量などの規格を統一して、2015年内をメドに1ディスク当たりの記録容量を、<b><span style="color: red;">現行商品の約3倍となる300ギガ・バイト以上に増やすこと</span></b>を目指す。<b><span style="color: red;">放送局やデータセンターなどの利用</span></b>を見込んでいる。</blockquote>
ソニーとパナソニックは、光ディスクの容量は300GBを目標としているようですね。光ディスクの販売先が放送局やデータセンターなどを想定しているのは、フラッシュメモリ、HDDやSSDなどの容量増加により、PCや家庭向けへの販売増加が見込めないことでしょうね。<br />
<br />
放送局は大量のデータ取り扱いに加えて、過去のアナログデータのデジタル化に取り組んでいますので、販売対象として想定しているのではないでしょうか。<br />
<br />
<h2>
(4)応用技術により早期開発とコスト削減</h2>
<blockquote class="tr_bq">
現行のブルーレイディスクの技術を土台に開発する。規格の統一により、原材料の調達コストを抑え、コストダウンを早期に図る狙いがある。</blockquote>
ソニーはブルーレイディスクの技術活用と提携により、早期開発と原材料調達の両面でコスト削減を想定しているようですね。<br />
<ul>
<li>ブルーレイディスクの技術を土台 開発投資の削減</li>
<li>パナソニックと提携 調達コスト削減と市場の育成</li>
<li><b><span style="color: red;"><u>販売の早期化</u></span></b></li>
</ul>
ソニーはパナソニックと提携することで、不用な規格争いや調達コスト高騰をおさえることができますので、<b><span style="color: red;"><u>販売の早期化により投資回収と売上貢献が早まる</u></span></b>ことが見込めますね。<br />
<br />
<h2>
(5)データ保存の長期化</h2>
<blockquote class="tr_bq">
これまではハードディスクドライブ(HDD)への記録・保存が主流だったが、<b><span style="color: red;">劣化などで寿命が4~5年と短くコストがかさんでいた</span></b>。</blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
<b><span style="color: red;">光ディスクは寿命が約50年</span></b>と長く、利用履歴など膨大な量の電子データ「ビッグデータ」の活用などで急増している情報の記録・保存用の需要が見込めると判断した。</blockquote>
ソニーは光ディスクの寿命が長いことを活用して、HDDからの置き換えを想定しているようですね。光ディスクでデータ管理を行うのは、HDDと比較すると情報検索が手間かもしれませんが、放送局やデータセンターでデータ保管目的ならば、光ディスクのほうが有効なのかもしれないですね。<br />
<br /><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/08/sony-viacom-teikei-riyu.html">ソニー バイアコム提携の理由</a>を見ると、インターネット放送を検討しており、成功すればスマホやタブレット販売の差別化で有利になりそうですね。</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-27946781875445079862013-07-24T02:16:00.000+09:002014-01-22T00:58:27.641+09:00ソニー追い出し部屋のリストラ裁判ソニー追い出し部屋のリストラ裁判が行われていますが、社員が出向無効を申し立てています。ソニー以外の大手企業も追い出し部屋でリストラを行っており、判決内容は他社に波及しそうですね。<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
(1)ソニー追い出し部屋とリストラ</h2>
<ul>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/03/sony-oidasibeya-basho-risutora.html">ソニー 追い出し部屋の場所とリストラ</a>(1)</li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/03/sony-shain-risutora-sigoto.html">ソニー社員とリストラ部屋の仕事</a>(2)</li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/03/sony-tokyo-carrier-design-situ.html">ソニー東京キャリアデザイン室の評判</a>(7)</li>
</ul>
ソニーの追い出し部屋は、東京の品川にありますが、社員のリストラに活用しているようですね。ソニーは日本を代表する企業として有名ですが、業績悪化によりリストラが続いています。<br />
<br />
ソニーのように業績が低迷している大手企業は、リストラ部屋で人員削減が行われていますが、大手企業の社員が行う業務とは思えない内容を行っていますね。<br />
<br />
<h2>
(2)社員が子会社出向の無効確認を訴訟</h2>
ソニー追い出し部屋のリストラ無効について、2013年7月23日の時事通信が、<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130723-00000119-jij-soci" target="_blank">ソニー社員審判申し立て=「同意ない出向無効」―仙台地裁</a>を報じているので見てみましょう。<br />
<blockquote class="tr_bq">
<b><span style="color: red;">本人の同意がないのに子会社への出向を命じられた</span></b>として、ソニーのキャリアデザイン室に所属していた男性(51)ら社員2人が23日、出向の無効確認を求める労働審判を仙台地裁に申し立てた。</blockquote>
ソニー社員で追い出し部屋に配属後、子会社に出向した社員が訴訟を行ったようですね。<b><span style="color: red;"><u>日本企業では終身雇用という名前が一人歩きしていますが、50代の社員であれば、親会社から子会社に出向となる会社は多い</u></span></b>ですね。ソニーの社員が、追い出し部屋で提示された労働条件について見てみましょう。<br />
<br />
<h2>
(3)給料3割カットと出向</h2>
<blockquote class="tr_bq">
申し立てたのは男性と別の子会社で勤務していた女性(57)。申立書などによると、7月16日付で宮城県登米市の子会社に出向を命じられた。<b><span style="color: red;">拒否すると、給料を3割カットすると言われ、やむなく出向先で勤務</span></b>しているという。</blockquote>
ソニー社員は追い出し部屋でリストラの条件を提示されていますが、給料の3割カットが条件として提示されたようですね。<b><span style="color: red;"><u>ソニーは日本を代表する企業であり、東証一部上場企業ですので給与水準は高いため、給料の金額を見なければ何とも言えない</u></span></b>ですね。<br />
<br />
<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2014/01/sony-2014-risutora-riyu.html">ソニー2014年リストラの理由</a>をまとめましたが、ソニーは業績悪化が続いており、平井社長就任までに業績を改善することに失敗していたことが分かります。ソニーやパナソニックで追い出し部屋に配属された社員の業務が話題になりましたが、子会社出向後の業務がどうであったのかも気になります。<br />
<br />
<h2>
(4)キャリアデザイン室とリストラ部屋</h2>
<blockquote class="tr_bq">
2人は10年ごろから<b><span style="color: red;">複数回、退職強要</span></b>を受けていたといい、代理人弁護士は「<b><span style="color: red;">キャリアデザイン室はいわゆるリストラ部屋。退職に応じないことで出向を命じた</span></b>」と指摘した。 </blockquote>
<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/03/sony-tokyo-carrier-design-situ.html">ソニー東京キャリアデザイン室の評判</a>(7)で、リストラ部屋であることを説明しました。<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/03/sony-oidasibeya-basho-risutora.html">ソニー 追い出し部屋の場所とリストラ</a>(1)で品川のオフィスにリストラ部屋があることをまとめましたが、ソニーの大賀会長や役員のフロアがあった部屋ですね。<br />
<br />
ソニーは給与水準の高い企業として有名でしたが、業績赤字で格付けは投機的水準の寸前にまで低下しています。<b><span style="color: red;"><u>日本企業は中小企業であれば、給与水準は低く、大企業であっても50代であれば出向は多いので、今までの給与待遇を見なければ判断できない</u></span></b>ですね。<br />
<br />
<h2>
(5)ソニーの広報はリストラ部屋について回答せず</h2>
<blockquote class="tr_bq">
ソニー広報センターの話 申し立ての内容が確認できていないのでコメントできない。</blockquote>
ソニーの広報は、リストラ部屋について回答していないようですね。ソニーの追い出し部屋について、国が立ち入り調査を行っています。<br />
<ul>
<li><a href="http://panasonic-strategy.blogspot.jp/2013/01/panasonic-oidasibeya-risutora.html" target="_blank">追い出し部屋パナソニックのリストラ</a></li>
<li><a href="http://tamugon.blogspot.jp/2013/01/sharp-oidasi-heya-risutora.html" target="_blank">シャープ追い出し部屋とリストラ</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/01/sony-oidasi-heya-risutora-chousa.html">ソニー追い出し部屋のリストラ調査</a></li>
</ul>
ソニーは国の立ち入り調査に続いて、追い出し部屋に配属された社員から訴訟が行われています。ソニー以外の大手企業も追い出し部屋を使って、リストラを行っていますが、判決内容によっては他社に波及しそうですね。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-6316671335379054512013-07-02T12:26:00.002+09:002014-01-22T01:05:36.359+09:00ソニー株主総会2013内容ソニー株主総会2013の内容は、投資ファンドの映画・音楽事業の分社化提案は、検討課題となっています。ソニーが大株主の投資ファンドと対話をどのように行っていくのか、今後も注目ですね。<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
(1)株主総会2013年の内容</h2>
<ul>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-sisan-baishu-itiran-kaikei.html">ソニー資産売却と買収一覧と会計戦略(4)</a></li>
<li><a href="http://panasonic-strategy.blogspot.jp/2013/06/panasonic-kabunusi-soukai-2013-naiyou.html" target="_blank">パナソニック株主総会2013内容</a></li>
<li><a href="http://softbank-mobile.blogspot.jp/2013/06/softbank-kabunusi-soukai-2013-naiyou.html" target="_blank">ソフトバンク株主総会2013内容</a></li>
</ul>
上場企業の株主総会が開催されましたが、2013年の内容を見ると、業績によって内容が大きく変わっています。パナソニックの株主総会は業績悪化と役員退職金を批判する意見がでていますが、ソフトバンクの株主総会は業績好調なため前向きな内容となっていますね。<br />
<br />
ソニーは業績改善のために、保有資産のリストラを進めていますが、機関投資家であるヘッジファンドからエンターテイメント事業の上場を提案されています。<b><span style="color: red;"><u>ソニーは上場企業のため、株式の売買は自由であり、株主との対話の中で要望や成長戦略を提示する義務</u></span></b>がありますね。<br />
<br />
<h2>
(2)投資ファンド サードポイントが子会社上場を提案</h2>
ソニー株主総会2013内容について、2013年6月25日のSankeiBizが、<a href="http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130625-00000514-biz_san-nb" target="_blank">ソニー株主の米投資ファンド、大株主の取締役会参加を日本企業に提言</a>を報じているので見てみましょう。<br />
<blockquote class="tr_bq">
米投資ファンド、サード・ポイントのダニエル・ローブ最高経営責任者(CEO)らは現地時間24日付の米経済紙ウォールストリート・ジャーナルに、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」に絡み、日本企業と大株主の関係について変革を迫る内容の記事を寄稿した。<b><span style="color: red;">同社はソニーに映画・音楽事業の切り離しと一部株式の米国上場を提案</span></b>している。</blockquote>
ソニー株主総会2013の内容で注目を集めたのは、投資ファンドであるサードポイントが子会社上場を提案したことです。<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/01/sony-finance-uriage-rieki.html">ソニー金融の売上と利益割合がすごい</a>ことを見ましたが、昨年の決算短信を見ると事業別に利益が大きく偏っています。<br />
<br />
<b><span style="color: red;"><u>ソニーの業績に対して株価は大きく上昇しましたが、アベノミクスによるラッキーで株価は上昇した</u></span></b>と言えますね。ソニーの2013年株主総会で、投資ファンドの要求は控えめでしたが、2014年の業績で業績改善などの成果は求められることになります。<br />
<br />
<h2>
(3)ソニーの事業別利益割合</h2>
<ol>
<li>コンスーマープロダクツ&サービス営業利益 △229,807百万円</li>
<li>プロフェッショナル・デバイス&ソリューション営業利益 △20,194百万円</li>
<li><b><span style="color: red;">映画営業利益 34,130百万円</span></b></li>
<li><b><span style="color: red;">音楽営業利益 36,887百万円</span></b></li>
<li><b><span style="color: red;">金融営業利益 131,421百万円</span></b></li>
<li><b><span style="color: red;">ソニーモバイル営業利益 31,407百万円</span></b></li>
<li>その他営業利益 △3,546百万円</li>
<li>小計 △19,702百万円</li>
<li>全社(共通)及びセグメント間取引消去 △47,573百万円</li>
<li>連結営業利益 △67,275百万円</li>
</ol>
ソニーの事業別利益割合を見ると、株主総会で子会社上場を提案された、映画事業と音楽事業は大きな利益を計上していることが分かります。<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2014/01/sony-2014-risutora-riyu.html">ソニー2014年リストラの理由</a>を見ると、エレキ事業のリストラは続いており、格付け低下で資金調達できなければ子会社上場の株主提案は再浮上する可能性があります。<br />
<br />
ソニーの映画事業と音楽事業は、初期投資が大きかったことを考えると、利益の回収にかかる時間が長く投資効率が非常に悪いですが、利益は計上していますね。<b><span style="color: red;"><u>ソニーは出井氏の経営多角化によるソフトの保有による著作権の重視で、音楽プレイヤーや携帯電話事業で失敗しており、平井氏の選択と集中で2014年3月期に黒字となるのか注目</u></span></b>されています。<br />
<br />
<h2>
(4)投資ファンドとアベノミクス</h2>
<blockquote class="tr_bq">
記事の見出しは「日本における第三の矢の正しいターゲット」。アベノミクスについて、ローブ氏らは「成長戦略という『第三の矢』が正しいターゲットに向かうならば、成功する」との見解を示した上で、日本企業に経営の効率化を求めている。</blockquote>
ソニーの大株主であるヘッジファンドは、ローブCEOは菅官房長官と会談を行っていたことが報じられていましたが、アベノミクスという用語を用いて自民党政権に気を使っている可能性がありますね。<br />
<br />
サードポイントは、保有するソニー株がアベノミクスで大きな利益を計上していますので、アベノミクスの言葉を強調している可能性もあります。<b><span style="color: red;"><u>ソニーとサードポイントの関係を考えると、アベノミクスによる幸運で、ソニーの経営陣はリストラされなかった</u></span></b>ことが分かりますね。<br />
<br />
<h2>
(5)ステークホルダーの関係見直しに言及</h2>
<blockquote class="tr_bq">
ソニーを含む多くの日本企業について「社外から取締役を迎えるなど、重要な改革を実施している」と評価する一方で、「第三の矢が功を奏するためには、<b><span style="color: red;">経営陣、取締役会、株主の関係を見直さなければならない</span></b>」と指摘。</blockquote>
サードポイントは、ステークホルダーの関係見直しに言及していますが、内容の一つはストックオプションなどに言及しています。<b><span style="color: red;"><u>ソニーは、投資ファンドから取締役を招くことを断っていますが、2014年3月期の業績が悪ければ、株主提案が活発化</u></span></b>することになりそうですね。<br />
<br />
<h2>
(6)ストックオプションと大株主の取締役会参加</h2>
<blockquote class="tr_bq">
具体的には、取締役が報酬の一定割合を株式で受け取ることや、大株主による取締役会参加を求めている。</blockquote>
ソニーの株主総会で、サードポイントはストックオプションと大株主の取締役会参加を求めていましたが、何れも否定されています。<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/05/sony-shagai-torisimariyaku-mcdonalds-harada-shachou.html">ソニー社外取締役にマクドナルド原田泳幸社長</a>が就任しており、社外取締役の中に、大株主参加を考えたということでしょうね。<br />
<br />
ソニー株主総会2013内容は、映画やエンターテイメント事業の分社化は、今後も検討するとしており、ソニーの動向に注目が集まりそうですね。ソニーの業績はXperiaの販売に左右されますが、<a href="http://docomo-cm.blogspot.jp/2013/07/docomo-kabunusi-soukai-2013-naiyou.html" target="_blank">ドコモ株主総会2013内容</a>でも、携帯販売戦略について株主質問がでていますね。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-46273544031341825772013-06-11T15:50:00.003+09:002013-06-11T15:50:55.610+09:00PS4本体価格ソニー発表PS4本体価格をソニーが発表していますが、以前、朝日新聞が報道していた価格に近い水準ですね。ソニーは量産効果で、PS3のように部品点数削減でゲーム本体価格の引き下げを早期に行うことができるのか、注目ではないでしょうか。<br />
<a name='more'></a><br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgaAw0Fuuyxf2Q0IULtWQeZIPp0wIN9aNRUuJoN0kD4RpZ7eJzOinNy7tGFcX7Kq_1zErUqm2e4uajAAiT5dM6X1jR1FKcw3FUmXpDRtyHDk4-q5Q3OOZPu_N5n0y6UMEygJgSZItzrxT5L/s1600/PS4%E6%9C%AC%E4%BD%93%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%BC%E7%99%BA%E8%A1%A8.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgaAw0Fuuyxf2Q0IULtWQeZIPp0wIN9aNRUuJoN0kD4RpZ7eJzOinNy7tGFcX7Kq_1zErUqm2e4uajAAiT5dM6X1jR1FKcw3FUmXpDRtyHDk4-q5Q3OOZPu_N5n0y6UMEygJgSZItzrxT5L/s1600/PS4%E6%9C%AC%E4%BD%93%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%BC%E7%99%BA%E8%A1%A8.jpg" /></a></div>
<br />
<h2>
(1)ソニーのPS4発売と機能</h2>
<ul>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/01/sony-ps4-playstation.html">ソニーPS4発売日発表を示唆</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/ps4-ps3-hikaku-sony.html">PS4機能とPS3比較 ソニー戦略</a> </li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/ps4-kakaku-4.html">PS4価格は4万円超</a></li>
</ul>
ソニーのPS4は、発売日や機能についてインターネット上やマスコミの注目を集めていました。ソニーの経営再建は、<b><span style="color: red;">エレクトロニクス事業の動向が左右しますが、携帯電話事業に改善の兆しがあるため、ゲーム事業に注目</span></b>が集まっていました。<br />
<br />
ソニーはPS4の価格を公表していますが、スマホのゲームなど競合がでている中で、ゲーム事業の業績回復に繋がるのでしょうか。<br />
<br />
<h2>
(2)プレイステーション4を初公開</h2>
PS4本体価格ソニー発表について、2013年6月11日朝日新聞デジタルが、<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130611-00000017-asahi-ind" target="_blank">ソニー、PS4お披露目 TVに代わる「主役」に期待</a>があることを報道しているので見てみましょう。<br />
<blockquote class="tr_bq">
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は10日(日本時間11日午前)、新型ゲーム機「プレイステーション4」(PS4)を初公開した。年内に発売する。<b><span style="color: red;">ソニーはゲームをテレビに代わる新しい中核事業に位置づけ</span></b>ており、新製品がソニーの浮沈を握る。</blockquote>
ソニーはゲームを中核事業と位置づけているとしていますが、管理人は、携帯電話事業のほうが投資家やソニーの期待が高いのではないかと考えています。<br />
<ul>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-electronics-akaji-riyu.html">ソニー エレクトロニクス事業赤字の理由</a>(3)</li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-eperia-kouchou-riyu.html">ソニー エクスペリア好調の理由</a>(5)</li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/xperia-z-hit-riyu-hanbai-mokuhyou.html">エクスペリアZ ヒットの理由とソニー販売目標</a>(6)</li>
</ul>
ソニーの携帯電話事業は、完全子会社化により社内資源の活用が円滑に進み、販売目標を引き上げており、復活しつつあると言えます。<b><span style="color: red;"><u>ソニーのエレクトロニクス事業の復活のためには、赤字のゲーム事業がPS4販売で黒字かするのかが重要</u></span></b>であると言えますね。<br />
<br />
<h2>
(3)価格は399ドル</h2>
<blockquote class="tr_bq">
価格は399ドル(約3万9千円)。スマートフォンやタブレット端末との連携を強化したのが特徴だ。</blockquote>
ソニーは、<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/01/ps4-spec-kakaku-sony.html">PS4スペックと価格 ソニーに注目</a>でまとめましたが、廉価な部品を活用することで、高性能と価格の両立を行おうとしていました。<b><span style="color: red;"><u>PS4は初期の価格から、量産効果により価格を引き下げる傾向にありますので、ソニーが早期に効率的な生産を始めることができるのかが焦点</u></span></b>になります。<br />
<br />
<h2>
(4)PS4の特徴</h2>
<blockquote class="tr_bq">
ボタン一つでフェイスブックなどの<b><span style="color: red;">ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)や動画サイトにゲームの画面を投稿</span></b>でき、友人がスマホを操作することでプレーヤーを助けたり、邪魔をしたりもできる。</blockquote>
PS4の特徴は、<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/ps4-ps3-hikaku-sony.html">PS4機能とPS3比較 ソニー戦略</a>でまとめましたが、SNSや動画投稿などを円滑にすることで、インターネットとの親和性を高めたことでした。<br />
<ul>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/05/sony-xperia-a-docomo-nesage.html">ソニーXperia A ドコモ値下げで業績に期待</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/05/sony-shasai-kojinmuke-hakkou-riyu.html">ソニー社債個人向け発行の理由</a></li>
</ul>
ソニーは資金調達とリストラを並行して行っていますが、Xperia Aはドコモの販売奨励金を手厚く配布されてることがすでに決まっており、販売台数の伸びが期待できます。<br />
<br />
<div>
PS4本体価格がソニーから発表されましたが、<b><span style="color: red;">新サービスの提供や利益をもたらすことができるのか</span></b>、ユーザーや投資家の注目が集まりそうですね。</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-42255344356850409272013-06-09T11:57:00.001+09:002013-06-09T11:58:22.942+09:00ソニーiRadioでアップルと合意ソニーが、iRadioへのコンテンツ提供でアップルと合意したことが報道されています。アップルは、ソニーなど音楽会社からコンテンツ提供の許諾を得て、広告配信を収益モデルとするサービス構築を行っているようですね。<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
(1)ソニーの動向</h2>
<ul>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-sisan-baishu-itiran-kaikei.html">ソニー資産売却と買収一覧と会計戦略</a>(4)</li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/05/sony-xperia-a-docomo-nesage.html">ソニーXperia A ドコモ値下げで業績に期待</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/05/sony-shasai-kojinmuke-hakkou-riyu.html">ソニー社債個人向け発行の理由</a></li>
</ul>
ソニーは平井社長がリストラを進めており、資産の売却などの会計戦略を積極的に進めています。ソニーは、スマホに自社技術を生かして収益の柱としていく方針のようですが、日本の携帯事業会社で最大手のドコモが、ソニー製品を後押しすることを表明しており期待できますね。<br />
<br />
ソニーは財務体質の改善を進めていますが、<b><span style="color: red;">資金繰りの改善や今後の金利上昇を見越して、個人向け社債の発行を発表しており、起債が成功するのかどうか注目</span></b>ですね。<br />
<br />
<h2>
(2)アップルがソニー・ミュージックエンタテイメントとストリーミング配信で合意</h2>
ソニーiRadioでアップルと合意について、2013年6月8日のブルーバーグが、<a href="http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MO1BEZ6S972L01.html" target="_blank">アップルがソニーと調印、音楽ストリーミング事業開始へ前進</a>を報じてるので見てみましょう。<br />
<blockquote class="tr_bq">
音楽ストリーミング配信サービス開始に向けて音楽会社と契約を結んできた<b><span style="color: red;">米アップル は、最後に残った大手音楽会社ソニー ・ミュージックエンタテインメントと合意</span></b>にこぎつけた。事情を知る複数の関係者が明らかにした。</blockquote>
ソニーが、アップルのストリーミング配信サービスについて、契約を合意したと報道されています。音楽ストリーミング配信サービスとは何であるのか、簡単に見てみましょう。<br />
<br />
<h2>
(3)ストリーミングとは</h2>
ストリーミングとは、動画や音楽などのコンテンツを、ダウンロードしながら聴くことができるサービスです。音楽を聴きながらダウンロードすることで、通信負荷を分散できますので、より多くの利用者がコンテンツを楽しむことができます。<br />
<ul>
<li>ダウンロードを集中してコンテンツを楽しむ場合 サーバーにかかる負荷が一度に大きくなる</li>
<li>ダウンロードしながらコンテンツを楽しむ場合 <b><span style="color: red;">サーバーにかかる負荷を分散</span></b>できる</li>
</ul>
アップルは、ストリーミングサービスを広告配信で運用する計画ですが、<b><span style="color: red;"><u>ストリーミングはダウンロードを継続する必要がありますので、サーバーの接続時間が長くなり効果的な広告を提供できそう</u></span></b>ですね。<br />
<br />
<h2>
(4)アップルのサービスはiRadio</h2>
<blockquote class="tr_bq">
協議が非公開だとして匿名を条件に述べた関係者によると、ソニーは6日遅く、合意書に署名した。アップルは10日に開催する会議で同サービスを発表する計画だという<b><span style="color: red;">。同サービスは非公式に「iRadio(アイラジオ)」</span></b>と呼ばれている。</blockquote>
アップルのサービスは、iRadioと呼ばれているようですが、iTunesやiPhone・iPadとはビジネスモデルが根本的に異なるようですね。<br />
<br />
音楽会社の協力を得て、サービスを提供するようですが、<b><span style="color: red;">特定のハードウェアに依存することや音楽の販売収入を得るようではない</span></b>ようです。<br />
<br />
<h2>
(5)ソニー以外とアップルはすでに合意</h2>
<blockquote class="tr_bq">
別の複数の関係者が今月語ったところによると、アップルはすでに<span style="color: red;"><b>仏ビベンディのユニバーサル・ミュージックやレン・ブラバトニク氏のワーナー・ミュージック・グループとは合意</b></span>に達した。</blockquote>
ソニー以外の会社は、アップルはすでに合意しており、かなり大規模なサービス展開を検討していることが分かります。<br />
<ul>
<li>ユニバーサル・ミュージック 仏ビベンディ</li>
<li>ワーナー・ミュージック・グループ レン・ブラバトニク</li>
<li>ソニー・ミュージックエンタテイメント ソニー</li>
</ul>
ソニーは、ソフトウェア分野を上場することを、海外ファンドから提案を受けていますが、新分野の収益化を加速することができるのか注目ですね。<br />
<br />
<h2>
(6)広告収入で無料運営か</h2>
<blockquote class="tr_bq">
<b><span style="color: red;">アップルは広告収入で同サービスを運営する計画</span></b>で、パンドラ ・メディアと競合することになる。ユーザーは好みの曲やジャンルに合わせてオリジナルの配信ステーションを編成できるという。</blockquote>
ソニーiRadioでアップルと合意しましたが、アップルは広告収入でサービスを運営する計画ということは、無料か低額の料金で楽しめそうですね。管理人は、ソニーが新しいサービスを運営したり、新しい製品開発を主導することを望んでいますが、なかなか難しいようですね。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-48115316456829813422013-05-24T22:44:00.001+09:002013-05-26T10:07:06.524+09:00ソニー社債個人向け発行の理由ソニーが社債発行を発表していますが、個人向け社債の発行を行うようですね。ソニーは社債で調達した資金で負債圧縮を行いますが、企業買収のために社債で資金調達を行うソフトバンクと違いがありますね。<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
(1)ソニーの社債発行</h2>
<ul>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2012/12/kabu-cb-goldman.html">ソニー転換社債 ゴールドマンの株式分離が危険な理由</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2012/12/sony-cb-sikinn-kukyou.html">ソニーCBの資金使途と苦境</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/01/sony-cb-shasai-takai.html">ソニー社債が高い</a></li>
</ul>
ソニーは転換社債を発行していましたが、株価が値上がりしているため、転換社債の価格が上昇しています。<b><span style="color: red;">ソニーは株価が現状の水準であれば、転換社債の償還資金を資金調達する必要はない</span></b>ですね。<br />
<div>
<br /></div>
<div>
ソニーは過去の普通社債の償還や銀行融資返済のために、個人向け社債による資金調達を行い、資金を充当する予定のようですね。<br />
<br />
<h2>
(2)ソニーが普通社債を発行</h2>
ソニー社債個人向け発行の理由について、2013年5月24日のロイターが、<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130524-00000057-reut-bus_all" target="_blank">ソニーが初の個人向け国内SB発行、6月起債で5年1500億円</a>を報じているので見てみましょう<br />
<blockquote class="tr_bq">
ソニー<6758.T>は、<b><span style="color: red;">期間5年・発行予定額1500億円の個人投資家向け国内普通社債(SB)を6月19日に発行</span></b>すると発表した。ソニーが個人向けSBを発行するのは初めて。</blockquote>
ソニーは、個人投資家向けの普通社債を発行します。ソニーが発行する社債の条件について、簡単にまとめてみます。<br />
<ol>
<li>個人投資家向け国内普通社債</li>
<li>2013年6月19日に社債発行</li>
<li>発行予定額1500億円</li>
<li>期間5年</li>
<li><b><span style="color: red;">仮条件は利率0.80~1.40%</span></b></li>
<li>社債の資金使途は、社債償還や銀行融資返済、設備投資</li>
</ol>
ソニーの社債発行について条件をまとめると、上記の通りになります。ソニーの社債発行について、<a href="http://softbank-mobile.blogspot.jp/2013/05/softbank-shasai-kojinmuke-tuika-hakkou-kako-saidai-riyu.html" target="_blank">ソフトバンク社債個人向け 追加発行が過去最大の理由</a>と比較すれば、両社の財務戦略の違いが分かると思います。<br />
<br />
<h2>
(3)社債の発行日と利率</h2>
<blockquote class="tr_bq">
同社が24日、財務省に提出した訂正発行登録書によると、利率など発行条件は6月7日に決定する予定。仮条件は利率0.80~1.40%で提示されている。</blockquote>
ソニーの社債について、<a href="http://docomo-cm.blogspot.jp/2013/03/ntt-docomo-shasai-kinri-hikaku.html">NTTドコモ社債の比較</a>でまとめた一覧と比較すると、個人向け社債の金利が全般的に低いことが分かりますね。ソニー社債金利の条件は、仮条件の段階ですが、長期金利の動向に左右されそうですね。<br />
<br />
<h2>
(4)社債の資金使途</h2>
<blockquote class="tr_bq">
調達資金1500億円のうち、1100億円を債務の返済に充てる。三菱東京UFJ銀行などによる<b><span style="color: red;">協調融資780億円とともに、期間5年の国内普通社債(SB) 107億円のそれぞれが今年12月20日に期限</span></b>を迎える。残り400億円は設備投資に充当する。</blockquote>
<div>
ソニー社債の資金使途を見ると、公募増資を行わずに、銀行借入などの債務返済を優先していることが分かります。</div>
<ul>
<li>銀行融資の返済 三菱東京UFJ銀行などによる協調融資780億円 2013年12月20日期限</li>
<li>社債償還 国内普通社債107億円の償還 2013年12月20日期限</li>
<li>設備投資 400億円</li>
</ul>
ソニー社債の資金使途は、ほとんどが負債の圧縮であることが分かります。<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-sisan-baishu-itiran-kaikei.html">ソニー資産売却と買収一覧と会計戦略</a>(4)を見ると、積極的な保有資産の売却や完全子会社化を進めており、財務戦略が活発化していますね。</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-25305948121260201102013-05-16T16:29:00.002+09:002013-05-16T16:31:10.079+09:00ソニーXperia A ドコモ値下げで業績に期待ソニーのXperia Aをドコモが人気機種の一つとして大幅な値下げを発表しています。ソニーは今期の業績発表が株価上昇のきっかけとなっていますが、大口販売先のドコモが後押しすれば、業績への期待が加速しそうですね。<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
(1)ソニーXperiaをドコモが好評価</h2>
<ul>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/docomo-sony-Xperia-z.html">ソニーXperia Zをドコモ高評価の理由</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-eperia-kouchou-riyu.html">ソニー エクスペリア好調の理由</a>(5)</li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/xperia-z-hit-riyu-hanbai-mokuhyou.html">エクスペリアZ ヒットの理由とソニー販売目標</a>(6)</li>
</ul>
ソニーXperiaをドコモの社長が、<b><span style="color: red;">2013年1月22日の携帯電話の新商品発表の場で、名指しでイチオシ商品であると発言</span></b>しています。<br />
<br />
ソニーのXperiaは、ソニーがエリクソンから合弁会社の株式を購入することで100%子会社化を行っており、製造業としての技術を集めて作った携帯電話です。<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/03/sony-xperia-z-docomo.html">ソニーXperia Zでドコモ携帯契約数増加</a>しており、ドコモの加藤社長は製品の実力を高く評価していました。<br />
<br />
<h2>
(2)ソニーのエクスペリアAがドコモの値下げ対象機種</h2>
ソニーXperia Aがドコモ値下げで業績に期待できることを、2013年5月15日時事通信が、<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130515-00000038-jij-bus_all" target="_blank">ドコモ、主力機種値下げ=ソニーとサムスン、5000円も</a>可能性があることを報じているので見てみましょう。<br />
<blockquote class="tr_bq">
NTTドコモは15日、夏商戦に投入するスマートフォン(多機能携帯電話)の新商品10機種を発表した。<b><span style="color: red;">主力商品となるソニーの「エクスペリアA(エース)」と韓国サムスン電子の「ギャラクシーS4」の実質価格を引き下げ</span></b>、米アップルの「iPhone(アイフォーン)」を扱うKDDI(au)やソフトバンクモバイルに対抗する。</blockquote>
ソニーのエクスペリアAが、ドコモの値下げ対象機種として選定されており、他にもサムスン電子のギャラクシーS4が対象となっているようですね。<br />
<br />
ソニーのXperia Aの販売条件を、ドコモは複数設定していますが、購入費の補助に傾斜をつけることで、<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-xperia-z.html">ソニーXperia Z販売好調</a>であることに配慮しています。<br />
<br />
<h2>
(3)Xperia AとギャラクシーS4に購入費の補助を拡大</h2>
<blockquote class="tr_bq">
2機種を「ドコモの顔と言えるツートップ」(加藤薫社長)と位置付け、購入費への補助を拡大。<b><span style="color: red;">2年契約の実質価格はエクスペリアが2万円台半ば</span></b>、ギャラクシーが3万円台半ばになり、他機種(3万円台後半~4万円台前半)より低価格にする。</blockquote>
<a href="http://docomo-cm.blogspot.jp/2013/05/docomo-2013-kessan-rieki-genshou-riyu.html">ドコモ2013年決算 利益減少の理由</a>は、販売促進費が多額であったことが理由ですが、人気機種に傾斜配分することで、利益の確保を重視するようですね。<br />
<ol>
<li>ソニーXperia A 2年契約の実質価格 2万円台半ば</li>
<li>サムスン ギャラクシー 2年契約の実質価格 3万円台半ば</li>
<li>他機種の2年契約 3万円台後半~4万円台前半</li>
</ol>
ソニーのXperia Aは、ドコモの他機種と比較すると実質価格が割安なため、ドコモの販売機種の中で価格を重視する顧客への販売が伸びそうですね。<br />
<br />
<h2>
(4)ソニーのXperia Aをドコモが他社からの乗換えや機種変更で優遇</h2>
<blockquote class="tr_bq">
さらに2機種に限り、他社や従来型携帯電話からの乗り換え、ドコモの10年以上の継続利用といった条件により、1万~2万円割り引く。<b><span style="color: red;">エクスペリアは「実質価格が5000円になる」</span></b>(加藤社長)ケースもある。</blockquote>
ソニーのXperia Aをドコモが他社からの乗換えや機種変更で優遇するようですが、実質価格が5000円程度ですむならば、かなりの販売台数が見込めそうですね。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-15790247816528602212013-05-09T14:43:00.003+09:002013-05-09T14:44:14.732+09:00ソニー社外取締役にマクドナルド原田泳幸社長ソニーが社外取締役候補を発表していますが、マクドナルドの原田泳幸社長が含まれています。ソニーは、原田泳幸社長がアップルの幹部を務めたことを経歴として評価したのか気になりますね。<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
(1)ソニー経営者の権力闘争とリスク</h2>
<ul>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-kenryoku-tousou-sinsou.html">ソニー権力闘争の真相</a>(5)</li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-keieisha-risk.html">ソニー経営者のリスク</a>(8)</li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/05/sony-yakuin-kyuryou-risutora.html">ソニー役員給料をリストラ</a></li>
</ul>
ソニーは<b><span style="color: red;">経営者の権力闘争が、エレクトロニクス事業を中心とした経営改善が進まなかった理由</span></b>です。ソニーは、ハワード・ストリンガー会長と中鉢 良治社長の退陣を発表しましたが、平井社長が巨大グループを統括することができるのか注目が集まっています。<br />
<br />
ソニー平井社長は、エレクトロニクス事業の経営改善が進まなかったことを理由として、役員給料のリストラを発表していますが、今期、業績改善を行うことができるのか注目ですね。<br />
<br />
<h2>
(2)ソニー取締役の候補決定</h2>
ソニー社外取締役にマクドナルド原田社長などがいることを、2013年05月08日にソニー株式会社 が取締役候補の選任について発表しているので見てみましょう。<br />
<blockquote class="tr_bq">
ソニー株式会社は、本日開催の指名委員会の決議により、以下の通り、取締役の候補者を決定いたしましたので、お知らせいたします。<b><span style="color: red;">2013年6月20日開催予定の定時株主総会での承認決議を経て、正式に選任の予定</span></b>です。</blockquote>
ソニー取締役候補を発表しており、社外取締役や退任する取締役も同時に発表しています。ソニー取締役候補が正式に役員になるのは、株主総会の承認決議後ですね。<br />
<br />
<h2>
(3)ソニー取締役候補</h2>
<ol>
<li><b><span style="color: red;">平井 一夫 代表執行役 社長 兼 CEO</span></b></li>
<li>加藤 優 執行役 EVP CFO</li>
<li>ピーター・ボンフィールド NXP Semiconductors N.V. チェアマン・オブ・ザ・ボード</li>
<li>安田 隆二 一橋大学大学院 国際企業戦略研究科教授</li>
<li>内永 ゆか子 (株)ベネッセホールディングス取締役副社長 Berlitz Corporation名誉会長</li>
<li>矢作 光明 (株)日本総合研究所特別顧問</li>
<li>安樂 兼光 (株)みずほフィナンシャルグループ取締役</li>
<li>小島 順彦 <span class="Apple-tab-span" style="white-space: pre;"> </span>三菱商事(株)取締役会長</li>
<li>永山 治 中外製薬(株)代表取締役会長 最高経営責任者</li>
<li>二村 隆章 公認会計士</li>
<li><b><span style="color: red;">原田 泳幸 (新任) 日本マクドナルドホールディングス株式会社、日本マクドナルド株式会社代表取締役会長 兼 社長 兼 最高経営責任者CEO</span></b></li>
<li>伊藤 穰一 (新任) 米マサチューセッツ工科大学メディアラボ所長</li>
<li>ティム・シャーフ(新任) Sony Network Entertainment International LLC 元プレジデント</li>
</ol>
<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/01/sony-keieisha-koutai.html">ソニー平井社長交代と業績悪化</a>を改善する指名がありましたが、<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-sisan-baishu-itiran-kaikei.html">ソニー資産売却と買収一覧と会計戦略</a>を見ると、大胆な経営改革を行っていることが分かります。<br />
<br />
ソニーの社外取締役を見ると、日本を代表する企業の役員が並んでいますが、日本マクドナルドの原田 泳幸社長が一番知名度が高いのではないでしょうか。日本マクドナルドの原田 泳幸社長は、アップルの日本法人社長を務めた経歴を評価されたのかもしれないですね。<br />
<br />
<h2>
(4)ソニー取締役退任予定</h2>
<ol>
<li><span style="color: red;"><b>ハワード・ストリンガー 取締役会議長</b></span></li>
<li><b><span style="color: red;">中鉢 良治 独立行政法人 産業技術総合研究所理事長 元代表執行役 副会長</span></b></li>
<li>謝 正炎 LinHart Group チェアマン&リードカウンセラー</li>
<li>ローランド・ヘルナンデス Telemundo Group, Inc. 元チェアマン&CEO</li>
</ol>
ソニーの退任する取締役の中に、<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-kenryoku-tousou-sinsou.html">ソニー権力闘争の真相</a>でまとめましたが、業績悪化を食い止めることができなかった、ハワード・ストリンガー会長と中鉢 良治社長が含まれています。<br />
<br />
<b><span style="color: red;">ソニー平井社長は、ハワード・ストリンガー会長と中鉢 良治社長の取締役退任により、経営者としての業績に対する責任を、さらに負う</span></b>ことになりますね。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-6638772834791744762013-05-01T22:41:00.001+09:002013-05-09T14:51:01.637+09:00ソニー役員給料をリストラソニーの役員給料をリストラすることを、平井社長が提案して認められたようです。ソニーは業績悪化が続いてましたが、本社全役員の賞与返上は初めてであり、平井社長就任までは危機感が薄かったことが分かりますね。<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
(1)ソニー経営失敗と経営再建</h2>
<ul>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-kenryoku-tousou-sinsou.html">ソニー権力闘争の真相</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-dei-kaikaku-sippai.html">ソニー出井改革の失敗</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-keieisha-risk.html">ソニー経営者のリスク</a>(8)</li>
</ul>
ソニーは幹部の権力闘争や経営者の経営失敗により、業績が悪化しました。ソニーの出井氏は、現場の製品開発が行いにくい組織風土に変えましたので、ソニーのヒット商品が生まれなくなりました。<br />
<div>
<br /></div>
<div>
ソニーのストリンガー元会長時代は、<b><span style="color: red;">権力闘争が激しかったということは、経営幹部が監督する部門間の対立があった可能性は想像</span></b>できますね。ソニー平井社長は、役員の権力闘争により部門間の壁が厚かった組織体質の変革を試みており、成功事例がでています。</div>
<div>
<div>
<br /></div>
<h2>
(2)ソニーのリストラとエクスペリアの成功理由</h2>
<div>
<ul>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-sisan-baishu-itiran-kaikei.html">ソニー資産売却と買収一覧と会計戦略(4)</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-eperia-kouchou-riyu.html">ソニー エクスペリア好調の理由(5)</a></li>
</ul>
ソニー平井社長は、資産売却と買収を行うことで、ソニーのドメイン再定義と会計戦略による黒字化を行いました。ソニーは、<b><span style="color: red;">リストラと同時に平井社長が部門間を横断した製品開発を行うことで、エクスペリアに社内資源を有効活用</span></b>できたようですね。<br />
<br />
ソニーはリストラと同時に、携帯電話事業の完全子会社化を行うことで、社内資源の有効活用に成功しましたが、<b><span style="color: red;">役員給料のリストラにより経営責任を明確化</span></b>するようですね。<br />
<br />
<h2>
(3)エレクトロニクス事業の赤字で役員賞与の返上</h2>
ソニー役員給料をリストラについて、2013年5月1日の時事通信が、<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130501-00000081-jij-bus_all" target="_blank">ソニー、全役員の賞与返上=エレクトロニクス事業赤字で</a>給料を減らしたことを報じているので見てみましょう。<br />
<blockquote class="tr_bq">
ソニーは1日、平井一夫社長兼最高経営責任者(CEO)をはじめとする全役員の賞与返上を決めたことを明らかにした。2013年3月期決算で、<b><span style="color: red;">テレビなどエレクトロニクス事業の黒字回復が達成できない見通し</span></b>となったため。</blockquote>
ソニーは2013年3月期決算を米国会計基準を利用した、会計戦略により黒字見通しとしていますが、エレクトロニクス事業の赤字で役員責任を明確化するようですね。<br />
<br />
<h2>
(4)ソニー役員賞与のリストラ対象</h2>
<blockquote class="tr_bq">
対象となるのは平井社長を含む本社の執行役9人、業務執行役員24人に加え、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)など<b><span style="color: red;">エレクトロニクス事業に関わるグループ会社の役員らで、計約40人</span></b>に上る。 </blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
ソニーは昨年度、工場の閉鎖や大規模な人員削減を行ったが、<b><span style="color: red;">必達目標としていたエレクトロニクス事業の黒字化が13年3月期決算で達成できない公算</span></b>となった。</blockquote>
ソニーが役員賞与をリストラした対象について見ると、社長だけでなく赤字事業のグループ会社役員も責任をとっていますね。<br />
<ul>
<li>ソニー役員賞与のリストラ対象は約40人</li>
<li>ソニー平井社長を含む本社の執行役9人</li>
<li>ソニー業務執行役員24人</li>
<li>エレクトロニクス事業に関わるグループ会社役員</li>
</ul>
ソニーは役員賞与のリストラを行うようですが、赤字は経営者の能力がないことを現していますので、当然ですね。<br />
<br />
<h2>
(5)ソニー本社全役員の賞与返上は初めて</h2>
<blockquote class="tr_bq">
このため、平井社長が6月支給予定の賞与の返上を提案し、報酬委員会で了承された。年俸全体の35~50%の削減になる。同社によると「<b><span style="color: red;">本社全役員の賞与返上は初めて</span></b>」(広報センター)という。 </blockquote>
ソニー平井社長が、ソニー本社全役員の賞与返上を提案して決まったようですので、平井社長の感覚は経営者の黒字に対するこだわりを感じますね。<br />
<br />
ソニーは経営悪化が続いてきましたが平井社長就任までは、<b><span style="color: red;">本社全役員の賞与返上による、役員給料のリストラが行われておらず、危機感が薄かった</span></b>ことが分かりますね。<br />
<br />
<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/05/sony-shagai-torisimariyaku-mcdonalds-harada-shachou.html">ソニー社外取締役にマクドナルド原田泳幸社長</a>などを選ぶ会社提案を株主総会で行うようですが、ハワード・ストリンガー会長と中鉢 良治社長が退任するようですね。</div>
</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-31100688095771897792013-04-28T22:47:00.003+09:002013-05-01T22:17:34.739+09:00ソニー経営者のリスク(8)ソニー経営者のリスクについて、ストリンガー会長の退任やOBの存在が指摘されています。ソニー以外の会社もそうですが、赤字を続ける経営能力のない経営者が、高額報酬で居座るほうがリスクが高いですね。<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
(1)ストリンガー会長退任のリスク</h2>
<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-dezikame-kouchou.html">ソニー デジカメが好調</a>(7)ですが、経営者の交代が経営リスクになる可能性を指摘されているので、見てみましょう。<br />
<blockquote class="tr_bq">
進むべき道がはっきりとみえてきた平井ソニー。しかし、意外なところに死角がある。<b><span style="color: red;">ストリンガー氏の退任がマイナスに働くリスク</span></b>があるのだ。今年6月でストリンガー氏が取締役会議長から退くことを評価する向きもあるが、実はそう簡単なものではない。</blockquote>
ソニー経営者交代のリスクについて、ストリンガー会長退任のリスクが指摘されています。管理人の私見ですが、経営者交代はどの企業にもあることですので、メリットとデメリットを考えると、赤字の経営者が高額報酬を貰い続けるほうが異様ですね。<br />
<br />
<h2>
(2)映画事業のリスク</h2>
<blockquote class="tr_bq">
社内事情に詳しい関係者は、「ストリンガーは映画については経営幹部をしっかりマネージメントしてきた。今後も彼が残っていれば押さえが利くが、いなくなれば現場が暴走し始めるかもしれない」と指摘する。</blockquote>
ソニーの映画事業は、ストリンガー会長退任のリスクがあると指摘があるようですね。管理人は、ソニーが現場の動きを懸念しているならば、<span style="color: red;"><b>社内で何か対策をとろうとすると思うのですが、話がでないところを見ると誰かの個人的な意見に過ぎない</b></span>のかもしれないですね。<br />
<br />
<h2>
(3)ソニーOBがリスク</h2>
<blockquote class="tr_bq">
経営が混乱する芽はほかにもある。ある<b><span style="color: red;">有力OBはこの6月の株主総会での社外取締役就任を目指し、経営中枢に対して売り込み</span></b>を図っているという。ソニーの伝統のようになってしまったOBによる干渉は、いまだに続いているのだ。</blockquote>
ソニーOBは優秀な人材が多いと思われますが、取締役就任を目指さなくても、優秀な方であればどこかで活躍しているはずであり、<b><span style="color: red;">経営失敗を続けた世代であるならば、老害</span></b>ですね。<br />
<br />
<h2>
(4)幹部人事のリスク</h2>
<blockquote class="tr_bq">
さらには、バックグラウンドも年齢もバラバラの経営幹部をワンチームとしてまとめられるかも焦点。もともと<b><span style="color: red;">ストリンガー氏が選抜した幹部が多く、チーム平井</span></b>としてまとまりは心もとないものだ。 </blockquote>
ソニーの現在の経営幹部は、ストリンガー氏の選抜した幹部が多いようですが、サラリーマンですので社内権力が変わると平井社長に追随するのではないでしょうか。<br />
<br />
<h2>
(5)ソニー組織のリスク</h2>
<blockquote class="tr_bq">
危機の今はワンソニーでまとまっていても、少し業績がよくなれば面従腹背へと転ずるかもしれない。<b><span style="color: red;">OBの干渉を排除し、新しいチームを作り上げる</span></b>ことができるかどうか。平井社長リーダーシップが問われる局面だ。</blockquote>
ソニーの組織にリスクがあるようですが、平井社長はソニーの組織にある壁を意識しており、精力的にコミュニケーションを行っています。<br />
<ul>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/01/sony-keieisha-koutai.html">ソニー平井社長交代と業績悪化(1)</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/01/sony-hirai-shachou.html">平井社長ソニー再建(2)</a></li>
</ul>
ソニー平井社長は、新しいソニーを掲げており、社内組織の融和と社内資源の有効活用を行おうとしているように思えます。ソニー経営者交代のリスクは、幹部人事の異動や業績向上による実績で改善するのではないでしょうか。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-83738166741414529462013-04-28T21:54:00.001+09:002013-04-28T22:57:12.563+09:00ソニー デジカメが好調(7)ソニーの高級デジカメが好調であり、ソニーブランドと品質の高さが評価されています。ソニー業績回復のためには、これらを生かしたスマホや法人向け事業の成長に期待ですね。<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
(1)ソニーの金融事業と赤字の理由</h2>
<ul>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/01/sony-finance-uriage-rieki.html">ソニー金融の売上と利益割合がすごい</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-electronics-akaji-riyu.html">ソニー エレクトロニクス事業赤字の理由</a>(3)</li>
</ul>
ソニーはエレクトロニクス事業が赤字で、金融事業が業績を補ってきました。ソニーが業績を拡大するためには、エレクトロニクス事業の復活が不可欠ですが、<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/xperia-z-hit-riyu-hanbai-mokuhyou.html">エクスペリアZ ヒットの理由とソニー販売目標</a>(6)を見ると、ソニーはスマホ販売を主力事業として見込んでいることが分かります。<br />
<div>
<br /></div>
<div>
<h2>
(2)高級デジカメが好調</h2>
<blockquote class="tr_bq">
ほかにもソニーらしい商品はある。<b><span style="color: red;">高級コンパクトデジカメのDSC-RX1とRX100だ。高級一眼レフ</span></b>でしか使わない35ミリフルサイズCMOSセンサーを搭載したRX1は約25万円という価格にもかかわらず、ハイアマチュアが食い付いた。1インチのCMOSセンサーを搭載し、<b><span style="color: red;">昨年6月に6万円前後で発売したRX100は今でも5万円弱で売られており、値崩れがほとんどない</span></b>。</blockquote>
ソニーの高級デジカメが好調であり、デジタル家電製品で値崩れがしていないということは、根強い人気があるこが分かります。<br />
<ul>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2012/12/akaji-no-genninn.html">ソニー赤字の原因</a></li>
<li><a href="http://panasonic-strategy.blogspot.jp/2012/12/panasonic-akaji-no-genninn.html">パナソニック赤字の原因</a></li>
<li><a href="http://tamugon.blogspot.jp/2012/12/sharp-akaji-no-genninn.html">シャープ赤字の原因</a></li>
</ul>
ソニー、パナソニック、シャープ赤字の原因は、デジタル家電の急激な価格低下と採算悪化による減損損失の計上でした。ソニー製品の高級デジカメが値崩れしていないということは、販売が好調であることの現われですね。<br />
<br />
<h2>
(3)ソニーブランドや製品にプレミア</h2>
<blockquote class="tr_bq">
こうした効果もあり、昨年度、ソニーが国内で販売したコンパクトデジカメは業界平均販売価格よりも2000円程度高かった。<b><span style="color: red;">業界平均の販売価格が下がる中、ソニーは逆に平均単価を上昇</span></b>させた。</blockquote>
ソニーのデジカメが好調ということは、ソニーブランドや製品は他社製品と比較して、プレミアがついていることが分かります。ただし、<b><span style="color: red;">ソニーが高級品の販売で売れ行きが好調でも、カメラ好きに販売先が限定されると、売り上げの拡大効果は限定的</span></b>になりますね。<br />
<br />
<h2>
(4)成長市場の高シェアが不可欠</h2>
<blockquote class="tr_bq">
とはいえ、コンパクトデジカメはスマホに食われ、販売減少が続く見通しで、屋台骨を支えることはできない。かつての<b><span style="color: red;">ドル箱事業だった家庭用据え置きゲーム機、携帯ゲーム機も急激に縮小していく可能性</span></b>が高い。やはり何といっても、<b><span style="color: red;">成長市場であるスマホ、タブレットで高いシェアを獲得</span></b>することがソニー復活への道なのだ。 </blockquote>
デジカメは、スマホのように汎用性がありませんので、販売が減少しており、ソニーがスマホ販売台数を増加することができるかが業績で重要になるようですね。<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-eperia-kouchou-riyu.html">ソニー エクスペリア好調の理由</a>(5)を見ると、組織再編で社内資源の有効活用と意思決定が明確になったようですね。<br />
<br />
<h2>
(5)新規事業とオリンパスとの提携</h2>
<blockquote class="tr_bq">
新事業の種まきも始めた。有望事業として位置づけているのが医療機器事業だ。<b><span style="color: red;">出資したオリンパスとも連携</span></b>しつつ、ソニーが持つCMOSセンサー、画像処理技術、表示技術など医療に生かしていこうという構想だ。</blockquote>
<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-sisan-baishu-itiran-kaikei.html">ソニー資産売却と買収一覧と会計戦略</a>(4)を見ると、平井社長がリストラで事業の入れ替えを進めていることが分かります。<br />
<br />
<h2>
(6)ソニーとオリンパスの技術協力</h2>
<blockquote class="tr_bq">
ソニーには業務用放送機器という優良なB2B事業がある。<b><span style="color: red;">医療機器についてもB2Bの柱に育てる</span></b>のが平井社長の狙い。昨年10月にオリンパス社長と共同で行った記者会見では、「医療を一刻も早く新しい柱に育てたい」と強調。ソニーの未来を狙うフロンティアには、デジタルイメージング事業の精鋭が集められている。</blockquote>
法人向け事業(B2B)は、一般消費者向けよりも値崩れが起こりにくく、利益が安定しています。ソニーが法人向け事業を強化することに成功すれば、業績の安定感が増しそうですね。<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-keieisha-risk.html">ソニー経営者のリスク</a>(8)に続く。</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-18580235396782297242013-04-28T14:56:00.001+09:002013-04-28T21:58:23.166+09:00エクスペリアZ ヒットの理由とソニー販売目標(6)エクスペリアZは、ソニーが携帯電話事業の完全子会社を行い、ソニーグループの経営資源を生かしたことがヒットの理由ですね。ソニーが掲げる携帯電話市場の販売目標は、世界シェア3位確保としており、ソニーの収益源として復活するのか注目ですね。<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
(1)ソニー携帯電話事業の完全子会社化</h2>
<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-eperia-kouchou-riyu.html">ソニー エクスペリア好調の理由(5)</a>を見ると、ソニーとエリクソンの合弁会社から、ソニーの完全子会社化にしたことをあげることができます。<br />
<br />
ソニーの完全子会社化により、エリクソンを気にすることなく社内資源を活用できますので、エクスペリアZの完成度が向上したと言えます。<br />
<br />
<h2>
(2)エクスペリアのデザイン変更</h2>
<blockquote class="tr_bq">
ソニー・エリクソン時代に開発したエクスぺリアシリーズにはカメラ撮影がしやすいように専用のシャッターボタンがついていたが、Zにはそれがない。<b><span style="color: red;">アイフォーンのように、徹底的に簡素化したデザイン</span></b>にするためだ。</blockquote>
エクスペリアZの成功は、デザインのよさも評価されていますが、ソニーは子会社化がにiPhoneを研究してデザインを簡素化しているようですね。<br />
<br />
エクスペリアZが、簡素化したということは、製造が行いやすくなりますので、<b><span style="color: red;">原価が低下して儲けやすくなるメリット</span></b>もあります。<br />
<br />
<h2>
(3)エクスペリアZとアイフォーンの違い</h2>
<blockquote class="tr_bq">
アイフォーンにはない<b><span style="color: red;">独自の付加価値としては防水機能</span></b>を強調。中身の付加価値としては1310万画素の高精細カメラがある。テレビ「ブラビア」で培った<b><span style="color: red;">画像処理技術</span></b>は、モバイルブラビアエンジン2として搭載している。</blockquote>
ソニーはエクスペリアZとiPhoneの差別化のために、防水機能を付加していますが、家電製品が水に弱いことを考えると、単純な機能付加よりも魅力がありそうですね。<br />
<br />
<h2>
(4)エクスペリアタブレットZのコンセプトも同じ</h2>
<blockquote class="tr_bq">
さらに<b><span style="color: red;">スマホの技術をタブレットにも横展開</span></b>した。従来はスマホとタブレットをまったく別のチームが作っていたが、今回は有機的に結び付いている。平面を強調したデザインコンセプトもまったく同じだ。<b><span style="color: red;">スマホとタブレットのデザインは、アップル、サムスンとも別物として展開</span></b>している。1位と2位ができていないことを実現した点も、ソニーならではの付加価値といえるだろう。</blockquote>
<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/xperia-tablet-z-sony.html">Xperia Tablet Z発売日とスペック ソニーが展示開始</a>について見ると、エクスペリアとスペックがほぼ同じであることが分かります。<br />
<br />
エクスペリアZのチームが、エクスペリアタブレットZのデザインも行っており、ブランドのコンセプトを一致させているようですが、製造を考慮すると利益率も高まりますね。<br />
<div>
<br />
<h2>
(5)エクスペリアZとタブレットの売り上げが好調</h2>
<blockquote class="tr_bq">
<b><span style="color: red;">エクスぺリアZは2月の発売から6週間連続で国内販売台数トップ</span></b>を記録。エクスぺリアタブレットZも好調な滑り出しだ。「最近はワンソニーに加えて、パワー・オブ・ソニーという言葉を使い始めている。<b><span style="color: red;">エクスぺリアZ、タブレットXにはソニーのパワーが集約</span></b>されている。」とソニー執行役でソニーモバイル社長を兼務する鈴木国正氏は言う。</blockquote>
<a href="http://docomo-cm.blogspot.jp/2013/02/docomo-xperia-z-hyouka-sony.html">ドコモXperia Zの評価が高い</a>ことが評判になりましたが、携帯電話の国内販売台数も順調のようですね。エクスペリアZの開発に、ソニーの技術やデザインが生かされており、完全子会社化の効果がでていることが分かります。<br />
<br />
<h2>
(6)ソニー社内のスマホ販売目標</h2>
<blockquote class="tr_bq">
鈴木氏は「1位のサムスン、2位のアップルに対し、3位以下の企業はたくさんある。そうした中でソニーは確固たる3位を目指す」と、現実的な目標を掲げる。</blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
<b><span style="color: red;">3位のポジションを固め、3年後にはシェア10%~15%を確保しようというのがソニーの社内目標</span></b>だ。世界市場10億台のうち10%は1億台。「通信事業者への<b><span style="color: red;">スマホの販売価格が1台3万円だとすれば、1億台で3兆円。ソニーの売り上げの半分をスマホが占める</span></b>ようになる」(野村証券アナリストの御子柴史郎氏)。</blockquote>
ソニーは携帯電話の市場シェア獲得を目指していますが、<b><span style="color: red;">スマホやタブレットは製品単価と利益率が高い</span></b>ことが特徴です。<br />
<br />
エクスペリアZの成功を生かして、ソニーがブランド力を高めることに成功すれば、ソニーの業績回復と企業の成長に繋がりそうですね。<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-dezikame-kouchou.html">ソニー デジカメが好調</a>(7)に続く。</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-64188922800163711242013-04-27T14:45:00.001+09:002013-04-28T14:59:14.868+09:00ソニー エクスペリア好調の理由(5)ソニーの携帯電話事業は不振が続いていましたが、エクスペリア好調の理由を見ると組織再編の効果が大きかったようですね。ソニーはエリクソンと携帯電話事業を合弁で運営していましたが、株式の買収により完全子会社を行うことで、社内資源をより生かす組織体制が整ったようですね。<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
(1)ソニー携帯電話事業を完全子会社化</h2>
前回、<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-sisan-baishu-itiran-kaikei.html">ソニー資産売却と買収一覧と会計戦略</a>(4)について見ていきましたが、ソニーは米国会計基準を用いたことや為替レートの円高ドル安是正で黒字を計上しています。ソニーが一時的な利益に利益に頼らないためには商品開発が重要になりますが、携帯電話ヒットの理由について見てみましょう。<br />
<blockquote class="tr_bq">
中でも重要なのがスマホだ。ソニーは昨年2月、スウェーデンのエリクソンとの合併を解消。モバイル事業を100%子会社のソニーモバイルへと衣替えした。これにより、<b><span style="color: red;">テレビ、イメージセンサー、オーディオなどソニー本体のほかの事業部との連携が緊密</span></b>となり、平面を強調した新しいデザインコンセプトのスマホ、エクスペリアZへ決実した。</blockquote>
ソニーは携帯電話事業を、エリクソンとの合弁会社から、株式を買い取ることで100%子会社化を行っています。<br />
<ul>
<li>ソニー・エリクソン ソニーとエリクソンの合弁会社</li>
<li>ソニーモバイル 100%子会社</li>
</ul>
ソニーの携帯電話子会社の名前が変わっていることに気付いている方は、多いと思います。ソニーは、携帯電話事業の完全子会社化により、ソニーグループの持つ経営資源を隠すことなく、使えることができたようですね。<br />
<br />
<h2>
(2)ソニー・エリクソンの成長と不振</h2>
<blockquote class="tr_bq">
エクスぺリアのキーパーソンがUX商品企画部バイスプレジデントの黒柱吉郎だ。ソニー・エリクソン時代からスマホの商品企画を担当してきた。「ソニー・エリクソンは当初は組織が小さく、シェアを上げるという目標を誰もが共有していた。ところが<span style="color: red;"><b>組織が大きくなると、シェアを維持するのか、さらに伸ばすのか、という基本の方向性で混乱</b></span>した。意思決定にも時間がかかるようになった」と振り返る。</blockquote>
ソニー・エリクソンは、世界を代表する企業の合弁会社ですが、経営戦略があいまいであったようですね。<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/03/sony-xperia-z-docomo.html">ソニーXperia Zでドコモ携帯契約数増加</a>しており販売は好調ですが、ソニーはアップルのiPhoneよりも早くスマホを販売していたようですね。<br />
<br />
<h2>
(3)ソニー携帯電話市場の敗北とアップル</h2>
<blockquote class="tr_bq">
そうした中、07年に登場したアップルのアイフォーンが市場を塗り替えていく。<b><span style="color: red;">ソニー・エリクソンはシンビアンOSを搭載したペンタッチ型の携帯電話端末を手掛けていた</span></b>。にもかかわらず、何も手を打てないまま市場を一気に奪われていった。</blockquote>
ソニーは携帯電話市場で、スマホを手がけていたようですが、アップルに市場を一気に奪われており、同種の製品をソニーが販売していれば大成長していたということですね。<br />
<br />
<h2>
(4)ソニーの独自性と製品開発</h2>
<blockquote class="tr_bq">
「悔しいことだが、もうすでにアップル、サムスンのような巨人がいる。そこから学び取ったうえで、<b><span style="color: red;">人々がソニーに求めている価値観を考え、独自性を加えていく。こうした考え方でやっているので、いまは明快</span></b>になったと思う」</blockquote>
ソニーはスマホ市場で出遅れることで、巨額の利益を失いましたが、市場の後追いであるため社内資源を活用することで戦略が明確化しているようですね。<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/xperia-z-hit-riyu-hanbai-mokuhyou.html">エクスペリアZ ヒットの理由とソニー販売目標</a>(6)に続く。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-91288757928471942802013-04-25T15:19:00.001+09:002013-04-28T22:20:04.299+09:00ソニー資産売却と買収一覧と会計戦略(4)ソニー資産売却と買収一覧を見ると、ソネット買収後に上場子会社を売却することで利益を捻出していることが分かります。ソニーは黒字が確実のようですが、米国会計基準であることを生かしが会計戦略による黒字決算を達成していますね。<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
(1)ソニーの会計基準は米国会計基準</h2>
前回、<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-electronics-akaji-riyu.html">ソニー エレクトロニクス事業赤字の理由</a>(3)を見ていきましたが、ソニーは業績改善傾向にあるようですね。ソニー資産売却一覧と会計マジックについて、2013年4月27日の東洋経済が報じているので見てみましょう。<br />
<blockquote class="tr_bq">
テレビ事業の赤字縮小が効き、全社の業績も上向く。またソニーは<b><span style="color: red;">SEC基準を採用しており、資産売却益が即、営業益の増額要因</span></b>になる。</blockquote>
ソニーは、米国会計基準を採用しており、資産売却益により企業業績が大きく伸びています。<br />
<br />
<h2>
(2)ソニー平井社長の事業入れ替え内容</h2>
<h3>
ソニーの出資と株式取得</h3>
<ul>
<li>ソネット完全子会社化 約550億円 <a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2012/12/so-net-joujou-kogaisha-sennryaku.html">ソニー上場子会社の戦略に変化</a></li>
<li>オリンパス出資 約500億円 <a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/03/sony-olmpus-gappei-enki.html">ソニー オリンパス合併会社延期の理由</a></li>
<li>米ガイカイ買収 約300億円</li>
</ul>
ソニーの出資と株式取得については、ソネット完全子会社化がポイントになります。<span style="color: red;"><b>ソニーはソネット完全子会社化後に、保有しているエムスリー株とDeNA株式の売却で多額の利益を計上</b></span>しています。<br />
<br />
<h3>
ソニー売却と切り離し</h3>
<ol>
<li>エムスリー株売却 150億円 評価益を入れると合計1150億円の営業益押し上げ要因に <a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-m-three-kabu-baikyku.html">ソニー、エムスリー株売却評価益がすごい</a></li>
<li>DeNA株売却 400億円 <a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/03/dena-kabu-sony-baikyaku.html">DeNA株ソニー売却</a></li>
<li>ニューヨークビル売却 約990億円 <a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/01/sony-bei-honsha-building.html">ソニー米本社ビル売却で株価が高い</a></li>
<li>ソニーシティ大崎売却 1111億円 <a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/01/sony-city-osaki-risutora.html">ソニーシティ大崎リストラと売却交渉</a></li>
<li>液晶切り離し(12年4月合弁会社発足)</li>
<li>実装機切り離し(13年9月予定) <a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-juki.html">ソニーJUKI提携の理由</a></li>
<li>リチウムイオン電池切り離し(検討中) <a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/03/sony-nec-lithium-ion-denti.html">ソニーNEC日産がリチウムイオン電池提携交渉</a></li>
</ol>
ソニー平井社長は、積極的に資産売却を進めていますが、今後、計画している非中核事業分野の資産売却が進むかどうかで、株式市場の評価や業績回復が決まりそうですね。<br />
<br />
<h2>
(3)ソニー2013年3月決算は営業利益の業績予想を達成か</h2>
<blockquote class="tr_bq">
優良資産を立て続けに売却したことから、13年3月期決算では当初発表の営業利益1300億円(前期実績は829億円)をクリアすることは間違いない情勢だ。</blockquote>
ソニーは、資産売却により営業利益を積み上げていますので、それがなければ、赤字の可能性が高いですね。<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-hirai-shachou-tv-risutora.html">ソニー平井社長テレビリストラ</a>を重視していますが、資産売却なしでの黒字を重視していることが分かりますね。<br />
<br />
<h2>
(4)ソニー2014年度は4250億超の営業利益を目標</h2>
<blockquote class="tr_bq">
さらに中期経営計画で掲げる<b><span style="color: red;">14年度4250億超の営業益</span></b>へ向けて、5月9日の決算発表時には13年度の大幅増益計画を明らかにする見通し。「ソニー復活」のムードはますます高まるだろう。 </blockquote>
ソニー2014年度は、4250億超の営業利益を目標としていましたが、<b><span style="color: red;">資産売却なしに利益を積み上げるのはかなりハードルの高い目標</span></b>になりそうですね。<br />
<br />
<h2>
(5)テレビとスマホの黒字化が課題</h2>
<blockquote class="tr_bq">
もちろん、昨年3月までにストリンガー会長兼社長時代に決定した人員削減などの構造改革あっての損益改善である。平井体制2年目の課題は、<span style="color: red;"><b>テレビとスマホの黒字化をテコに、資産売却に頼らなくても増益を図れるか</b></span>どうかだ。</blockquote>
ソニーのストリンガー元会長が業績回復の下地を作ったと、東洋経済は評価しているようですが、<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-kenryoku-tousou-sinsou.html">ソニー権力闘争の真相</a>を見ると評価できないですね。<br />
<br />
ソニーのスマホ事業は、エクスペリアZの発売が順調であり、復活の兆候があるようですね。<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-eperia-kouchou-riyu.html">ソニー エクスペリア好調の理由</a>(5)に続く。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-84542246419579966622013-04-25T14:22:00.003+09:002013-06-11T15:57:01.902+09:00ソニー エレクトロニクス事業赤字の理由(3)ソニー、エレクトロニクス事業赤字の理由を見ると、主要製品の販売台数予想引き下げが理由ですね。ソニーの平井社長は、テレビ事業黒字化を重視しており、2013年度のテレビ事業はエレクトロニクス事業復活のポイントになりそうですね。<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
(1)ソニーの主要エレクトロニクス事業</h2>
前回、<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-namae-yurai-torihikisaki-hyouka.html">ソニー名前の由来と取引先評価(2)</a>について見ていきましたが、ソニーのエレクトロニクス事業が赤字の理由について、2013年4月27日の東洋経済が報じているので見てみましょう<br />
<blockquote class="tr_bq">
とはいえ足元ぬかるんでいる。何しろ<b><span style="color: red;">中核事業として据えているエレクトロニクス5分野(カメラ、ゲーム、モバイル、テレビ、デバイス)が軒並み苦戦</span></b>しているのだ。</blockquote>
ソニーの主要エレクトロニクス事業の分野を見ると、ソニーの事業分野が広くいことと、旧来の事業分野で利益を上げることが困難になっていることが分かります。<br />
<ol>
<li>ソニーのカメラ部門</li>
<li>ソニーのゲーム部門</li>
<li>ソニーのモバイル部門</li>
<li>ソニーのテレビ部門</li>
<li>ソニーのデバイス部門</li>
</ol>
<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2012/12/akaji-no-genninn.html">ソニー赤字の原因</a>は、エレクトロニクス部門の減損損失が原因でしたが、上記の製品を利用しているか目にしたことのある方は多いでしょう。<br />
<br />
<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/06/ps4-hontai-kakaku-sony-happyou.html">PS4本体価格ソニー発表</a>を行っており、ゲーム事業の業績回復が焦点になりますが、販売台数の増加と製造コストの低下による値下げを早期に実現するこ必要がありますね。<br />
<br />
<h2>
(2)ソニーエレクトロニクス事業の販売予想引き下げ</h2>
<blockquote class="tr_bq">
前期1960万台販売した液晶テレビ期初時点では1750万台と見込んでいたが、2月には1350万台へ下方修正。コンパクトデジカメは前期並みの2100万台を見込んでいたが、2月に1500万台へと引き下げた。期初に1000万台と見込んでいたパソコンは760万台、1600万台を計画した携帯型ゲーム機に至っては700万台だ。</blockquote>
ソニーのエレクトロニクス事業の販売予想と、引き下げ後の販売台数について見ると、主要製品が販売不振であることが分かります。<br />
<ol>
<li>液晶テレビ 1750万台 1350万台へ下方修正</li>
<li>コンパクトデジカメ 2100万台 1500万台へ下方修正</li>
<li>パソコン 1000万台 760万台へ下方修正</li>
<li>携帯型ゲーム機 1600万台 700万台へ下方修正</li>
</ol>
ソニーのエレクトロニクス事業が赤字のため、<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/01/sony-finance-uriage-rieki.html">ソニー金融の売上と利益割合がすごい</a>ですね。<b><span style="color: red;">ソニーが復活すると、金融事業の売上割合も適正な割合</span></b>になるでしょう。<br />
<br />
<h2>
(3)テレビ事業の業績回復</h2>
<blockquote class="tr_bq">
大苦戦といっていいだろう。しかし、損益は改善している。最大の問題事業で2005年3月期以来、不採算が続いてきた<span style="color: red;"><b>テレビ事業の赤字は前期の1480億円から半減</b></span>した。</blockquote>
<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-hirai-shachou-tv-risutora.html">ソニー平井社長テレビリストラ</a>を重視していますが、テレビ事業の赤字が大幅に減少しており、今期の業績改善が正念場であることが分かりますね。<br />
<br />
<h2>
(4)テレビ事業の業績改善の方法</h2>
<blockquote class="tr_bq">
テレビ事業を率いる今村昌志業務執行役員は「<b><span style="color: red;">固定費削減、販管費削減、商品力強化の三つを進めてきた。パネルの調達方法を変えるなど一つ目、二つ目の打てる手は打った。あとは三つ目の商品力強化</span></b>。先進国、新興国でバランスよく売り、13年度は黒字化できる」と胸を張る。</blockquote>
ソニーはテレビ事業改善について、三つの方針を考えて実行しているようですが、三つ目の商品力強化が、世界でブランドを強化するポイントになりますね。<br />
<ol>
<li>固定費削減 パネルの調達方法を変える リストラと減損損失</li>
<li>販管費削減 パネルの調達方法を変える</li>
<li>商品力強化 <b><span style="color: red;">先進国、新興国で販売増加</span></b></li>
</ol>
ソニーが、日本の電機メーカーにない強みは、<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/01/sony-finance-uriage-rieki.html">ソニー金融の売上と利益割合がすごい</a>ことですが、復活のためには赤字事業の黒字化が不可欠ですね。<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-sisan-baishu-itiran-kaikei.html">ソニー資産売却と買収一覧と会計戦略</a>(4)に続く。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-27549105847784589492013-04-24T12:14:00.001+09:002013-04-25T14:29:00.790+09:00ソニー名前の由来と取引先評価(2)ソニー名前の由来を見ると、電機にこだわらないことで、会社の業態に縛りを作らないことを意識していたようです。ソニーの平井社長の発言や取引先評価を見ると、電機メーカーとして復活の可能性を感じますね。<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
(1)ソニー平井社長と建て直し</h2>
前回、<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-seihin-henka.html">ソニー製品変化(1)</a>について見ていきましたが、<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/01/sony-keieisha-koutai.html">ソニー平井社長交代と業績悪化</a>の建て直しを見るとソニーの名前の由来が分かります。<br />
<br />
ソニーのHPで紹介されている内容を見ると、音『SONIC』の語源となったラテン語の『SONUS (ソヌス)』と小さいとか坊やという意味の『SONNY』が語源であるようですね。<br />
<br />
ソニーの名前には、<b><span style="color: red;">どのような業態にも変えられるように電機という名前をつけなかった</span></b>と、2013年4月27日の東洋経済が報じているので見てみましょう。<br />
<br />
<h2>
(2)取引先とのサプライヤーコンファレンス</h2>
<blockquote class="tr_bq">
毎年1月中旬に電子部品メーカー、商社などを招いて<b><span style="color: red;">新高輪プリンスホテル(東京・品川)で行われるサプライヤーコンファレンス</span></b>も、今年は様子が違っていた。あいさつに立った平井社長は、ハワード・ストリンガー前会長とは異なり、ものづくりにおける付加価値をストレートに強調した。</blockquote>
ソニーの平井社長は、製品の仕入先とコンファレンスを行ったようですが、ストリンガー元会長との違いが大きく現れているようですね。<br />
<br />
<h2>
(3)平井社長とストリンガーの違い</h2>
<blockquote class="tr_bq">
「これまではすぐに価格の話をしてしまった。<b><span style="color: red;">しかし価格の話はしません。付加価値をどんどん提案してください</span></b>。感動してもらえるものを一緒に作っていきましょう」。</blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
平井社長のスピーチを聞いた部品商社社長は安心したという。「昨年までは<b><span style="color: red;">ソニー・ピクチャーズの映画の話ばかり</span></b>。ソニーはメーカーに戻ったんだ、と感じた」。</blockquote>
ソニーのストリンガー元会長は、メディアの実力者として、ソニー元会長の出井氏がスカウトした人材で映画事業に注力していました。<br />
<br />
ソニーのエレクトロニクス事業が低迷したのは、社長指名の失敗であるため、<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-dei-kaikaku-sippai.html">ソニー出井改革の失敗</a>の一つであると言えるのではないでしょうか。<br />
<br />
<h2>
(4)ソニー電機と名付けなかった理由</h2>
<blockquote class="tr_bq">
平井社長を支える盟友の河野弘ソニーマーケティング社長は次のように解説する。「(創業者の)盛田(昭夫)さんは<b><span style="color: red;">ソニー電機とは名付けなかった。どのようなトランスフォーメーションをしていもいいように</span></b>。だからこれまでハード、ものづくりというあたりが手薄になったのも仕方がない。」</blockquote>
ソニー名前の由来を見ると、ソニー電機と名付けなかった理由は、業態変化が行えるようにという意味があったようですね。<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/01/sony-finance-uriage-rieki.html">ソニー金融の売上と利益割合がすごい</a>ですが、金融事業の育成に効果があった可能性がありますね。<br />
<br />
<h2>
(5)ソニー社員のこだわり</h2>
<blockquote class="tr_bq">
「でもソニーの社員は、世界最小とか世界再軽量にやたらとこだわる。そういうことが好きで入ってきた人ばかり。やはり、<b><span style="color: red;">ものづくりでソニーは大きな力を発揮</span></b>するんですよ」。ものづくりを行うメーカーらしい立ち居振る舞いを取り戻しつつあるようだ。</blockquote>
ソニー社員は、世界初のものにこだわりがあるようですが、アップルやサムスンなど海外メーカーで多額の利益を計上しているライバルメーカーがあります。ソニーの取引先評価を見ると、復活の可能性は十分にありそうですね。<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-electronics-akaji-riyu.html">ソニー エレクトロニクス事業赤字の理由</a>(3)に続く。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-83536611013932098462013-04-24T11:24:00.001+09:002013-04-24T12:18:38.976+09:00ソニー製品変化(1)ソニーは業績悪化によりリストラが続いていましたが、ソニー製品に変化が生まれてきたようですね。ソニーのスマホやデジタルカメラで、社内資源を結集した商品が生まれており、平井社長の改革の成果が現れ始めているようですね。<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
(1)ソニー リストラと製品開発</h2>
<ul>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-eiga-4k.html">ソニー映画と4K</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-xperia-z.html">ソニーXperia Z販売好調</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/03/sony-oidasibeya-basho-risutora.html">ソニー 追い出し部屋の場所とリストラ</a></li>
</ul>
ソニーは過去の失敗により業績が悪化しており、<b><span style="color: red;">リストラにより資産売却や従業員の削減</span></b>を進めてきました。ソニー復活のためには資産の売却だけでなく、新製品開発が不可欠ですが、ヒット商品が生まれており変化があることを、2013年4月27日の東洋経済が報じているので見てみましょう。<br />
<br />
<h2>
(2)ソニー平井会長の言葉</h2>
<blockquote class="tr_bq">
「人々の好奇心を刺激し、感動を提供するのがソニー。皆さんより先にこのサービスを使わせてもらったが、本当にすばらしい。まさしくワオ!と感動するサービスだと思います」</blockquote>
ソニー製品について、平井社長は、<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-shouhin-senden-sinsou.html">ソニー商品宣伝の真相</a>を見ると、新サービスの発表会で機能ではなく、どういった楽しみ方ができるのかを重視すべきだという考え方の人物であると分かります。<br />
<br />
<h2>
(3)ソニーのサービスで楽しめること</h2>
<blockquote class="tr_bq">
4月15日、子会社のソネットが行った世界最速のインターネット接続サービスの発表会。そこに、ソニーの平井一夫社長がサプライズゲストとして現れた。ソネットの新サービスには、「<b><span style="color: red;">データ量の多いゲームや4Kコンテンツを快適に楽しめる</span></b>」と収支、ご満悦だった。</blockquote>
ソニーが発表した新製品は、インターネット接続サービスですので、<b><span style="color: red;">接続速度ではなく何が楽しめるのかを平井社長は重視しているのだと思いますが、楽しめる内容が明確</span></b>になっていますね。<br />
<br />
<h2>
(4)ソニーの30ヶ国以上の拠点訪問</h2>
<blockquote class="tr_bq">
昨年4月の社長就任から丸1年が経過した。<b><span style="color: red;">就任直後から30ヶ国以上の拠点を訪問</span></b>し、「ソニーはかわらなければいけない」「ワンソニーで強いプロダクトを生み出そう」と繰り返してきた。<b><span style="color: red;">細分化していた組織を大きく束ね、コラボレーションしやすい環境</span></b>も整いつつある。</blockquote>
ソニーは経営悪化によりリストラが続いていましたが、<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/01/sony-hirai-shachou.html">平井社長ソニー再建</a>のために世界中の拠点を訪問しており、社員の意見や現地の状況を知るとともに、ドメインを明確にしようとしていますね。<br />
<br />
<h2>
(5)スマホとデジタルカメラで変化</h2>
<blockquote class="tr_bq">
そして早くも平井社長の言葉を体現する強いプロダクトが登場している。アンドロイドOSを搭載したスマートフォン<b><span style="color: red;">「エクスペリアZ」がその代表</span></b>だ。 </blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
デジタルカメラでもエッジの効いたものが生まれている。自社製造の35ミリ、フルサイズCMOSセンサーを搭載し、細部のデザインまでこだわった高級デジカメの「DSC-RXI」だ。これも、ソニーの持つ<b><span style="color: red;">特異な技術力を知らしめ、ブランド力を高めることに貢献</span></b>している。</blockquote>
ソニーの製品開発は、スマホのXperia ZやデジタルカメラのDSC-RXIで特徴的な製品の販売を行っているようですね。<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-xperia-z.html">ソニーXperia Z販売好調</a>を発表しており、平井社長がソニーの社内資源を生かそうとしてきたことが成果として現れはじめているようですね。<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-namae-yurai-torihikisaki-hyouka.html">ソニー名前の由来と取引先評価</a>(2)に続く。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-67501882527649385662013-04-22T20:49:00.000+09:002013-04-22T20:49:44.851+09:00ソニー生命 米ドル建保険デメリットソニー生命が米ドル建保険の販売を開始するようですので、メリットとデメリットを回避するための方法を見てみましょう。外貨建て保険のメリットは、金利差を利用して、保険料が円建てよりも安い金額になる点をあげることができますが、為替レート変動によるリスクを上手に避ける必要がありますね。<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
(1)ソニー金融部門の利益とソニー生命</h2>
<ul>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/01/sony-finance-uriage-rieki.html">ソニー金融の売上と利益割合がすごい</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/03/sony-seimei-hoken-kaigo-tokuyaku.html">ソニー生命保険 介護前払特約と非課税</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/03/sony-oidasibeya-basho-risutora.html">ソニー 追い出し部屋の場所とリストラ</a>(1)</li>
</ul>
ソニー金融部門の利益が、ソ<b><span style="color: red;">ニー全体の利益のほとんどを占めていますが、ソニー生命保険が金融部門の主力</span></b>となっています。<br />
<br />
ソニーは、ソニーフィナンシャルホールディングスとして、分社化による上場を行っていますが、大株主として60%以上の株式を保有しています。ソニーはリストラにより、業績改善を進めていますが、業績不調のソニーを金融部門が下支えしています。<br />
<br />
<h2>
(2)ソニー外貨建て米ドル保険の発売日</h2>
ソニー生命保険株式会社が、平成25年4月18日のプレスリリースで、【新商品】『米ドル建保険』の発売を発表しているので見てみましょう。<br />
<blockquote class="tr_bq">
ソニー生命保険株式会社(社長 井原 勝美)は、<b><span style="color: red;">平成25年5月2日</span></b>より新商品『米ドル建保険(米ドル建終身保険・米ドル建養老保険・米ドル建特殊養老保険)』を発売します。<span style="color: red;"><b>円建の保険や金融資産に、米ドル建保険を組み合わせ</b></span>ることで、よりバランスのとれた保障と資産形成を実現することができます。</blockquote>
ソニー生命保険は、米ドル建ての保険を平成25年5月2日から発売することを発表しています。ソニー生命保険は、外貨建ての保険を販売することで、為替リスクの軽減と高金利を目的としているようですね。<br />
<br />
<h2>
(3)外貨建て米ドル保険の特徴</h2>
<ol>
<li>米ドル建の生命保険</li>
<li>米国債を基準に予定利率を設定するため、<b><span style="color: red;">円建の保険と比較して保険料が割安</span></b></li>
<li>為替相場の変動の影響を受けて変動。</li>
<li>会社所定の為替レートは、平成25年5月現在、1 ドルにつき0.01円(1銭)</li>
<li><b><span style="color: red;">保険料は円での払込</span></b></li>
<li><b><span style="color: red;">保険金は円または米ドルの選択</span></b></li>
</ol>
ソニー生命保険の外貨建て保険の特徴について、円建ての保険よりも保険料が割安な理由と保険料の払い込みについて見てみましょう。<br />
<br />
<h2>
(4)保険料が割安の理由と日米の金利差</h2>
<ul>
<li>日本は金利が安い 年利1% 99円が1年後に約100円</li>
<li>アメリカは<b><span style="color: red;">金利が高い 年利3% 97円が1年後に約100円</span></b></li>
</ul>
保険料が割安な理由は、日米の金利差を利用していることが理由としてありそうですね。日本の金利を年利1%、アメリカの金利を年利3%とすると、1年後に100円にする金額が違うことが分かります。<br />
<br />
保険についても満期の保険金から逆算すると、<span style="color: red;"><b>金利が高ければ支払う保険料が安くてすむ</b></span>ことが分かります。<br />
<br />
<h2>
(5)為替変動リスクを支払い通貨で避ける</h2>
<ol>
<li>為替レート 円高ドル安 満期保険金受け取り時、<b><span style="color: red;">円換算で目減り</span></b></li>
<li>為替レート 円安ドル高 満期保険金受け取り時、円換算で増える</li>
</ol>
ソニー生命保険の米ドル建保険のデメリットを考えると、為替レートの変動により目減りすることが考えられます。<br />
<br />
為替レートの変動による目減りを避けるためには、<b><span style="color: red;">満期保険金を米ドルで受け取り、円安ドル高になるまで待ち続けるために、満期保険金をドルで支払う制度を利用</span></b>すべきでしょうね。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-22640693834603813692013-04-20T01:42:00.000+09:002013-04-20T01:42:42.708+09:00ソニーPV みさこが出演者ソニーが新モデルのヘッドフォンのPVに、みさこさんを起用しています。ソニーは平井社長が、商品の機能ではなく楽しさを提案したいという考えがあるようですが、出演者とPVからその考え方が伝わりますね。<br />
<a name='more'></a><br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg0C_DKqpG77w7JNodwlwkPnnEXkVXikHD5eqxBuLfzEGvt1uiSQFUqD-b_MqwoMf8Ug7axoF8aMcY7MnSvIzIYSrvcnb_J-HssxLtymrhTu5BpWfPBAfGZziP25VqMsOejg8CSGWcsLe5a/s1600/%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%BCPV%E3%81%BF%E3%81%95%E3%81%93.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg0C_DKqpG77w7JNodwlwkPnnEXkVXikHD5eqxBuLfzEGvt1uiSQFUqD-b_MqwoMf8Ug7axoF8aMcY7MnSvIzIYSrvcnb_J-HssxLtymrhTu5BpWfPBAfGZziP25VqMsOejg8CSGWcsLe5a/s1600/%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%BCPV%E3%81%BF%E3%81%95%E3%81%93.jpg" /></a></div>
<br />
<h2>
(1)ソニー平井社長の宣伝重視</h2>
<ul>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-shouhin-senden-sinsou.html">ソニー商品宣伝の真相</a>(3)</li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-xperia-z.html">ソニーXperia Z販売好調</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/04/sony-4k-tv-kakaku.html">ソニー4Kテレビ価格と発売日</a></li>
</ul>
ソニーの平井社長は、製品の高性能を伝えるのではなく、顧客がわくわくできる体験があることを伝えたいと考えているようですね。ソニーは平井社長に交代後、Xperia Zを販売していますが、販売好調であり、顧客に提供した価値が支持されているようですね。<br />
<br />
ソニーがヘッドフォンの新モデル発売を発表していますが、PVはヘッドフォンをつけて音楽を楽しむ光景を映しており、みさこさんの楽しそうな顔が印象的ですね。<br />
<div>
<br />
<h2>
(2)ソニーのヘッドフォン発売記念</h2>
ソニーPVに、みさこさんが出演者していることについて、2013年4月18日のナタリーが、<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130418-00000039-natalien-musi" target="_blank">みさこがソニーのPVに出演、音楽はねごと×tofubeats</a>と報じているので見てみましょう。<br />
<blockquote class="tr_bq">
<b><span style="color: red;">ソニーのヘッドフォン「EXTRA BASS」シリーズの新モデル「MDR-XB920」「MDR-XB610」が4月21日に発売されることを記念</span></b>し、みさこ(神聖かまってちゃん、バンドじゃないもん!)が出演するプロモーションムービー「KAWAII meets EXTRA BASS」がソニーヘッドフォン特設サイト「The Headphones Park」にて公開された。</blockquote>
ソニーが新モデルのヘッドフォン発売記念に、PVの動画が公開されていますが、みさこさんが、ヘッドフォンをつけながらドラムを演奏していますね。<br />
<br />
<h2>
(3)PVはアニメーションと、みさこさんのパフォーマンスや表情がポイント</h2>
<blockquote class="tr_bq">
このムービーは、tofubeatsがリミックスしたねごとの「sharp ♯」にあわせて、<b><span style="color: red;">ヘッドフォンをしたみさこがドラムを叩く</span></b>という内容。ポップなアニメーションとシンクロしてパワフルなドラムパフォーマンスを披露するみさこの、楽しげな表情が見所となっている。</blockquote>
ソニーのPVを見ると冒頭のように、みさこさんがヘッドフォンをつけながら、楽しそうにドラムを叩いており、アニメーションが付加されていることが分かりますね。<br />
<br />
<h2>
(4)みさこコメント</h2>
<blockquote class="tr_bq">
ねごとちゃんもtofubeatsさんも対バンしたことがあり、仲良くさせてもらってます。まさか、ねごとちゃんの曲をやらせてもらえるとは思ってなかったのでうれしいです。 </blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
tofubeatsさんのリミックスもすごいマッチしていて、さすがだなと思いました。メンバーがこのムービーをみたら「オシャレぶって! そんなキャラじゃないだろ」って、ちょっかい出されると思います(笑)。</blockquote>
ソニーはPVの出演者に、みさこさんを選んでいますが、平井社長の言う、機能ばかりを重視するのでは楽しさを提供するという路線にあっているように、管理人は思います。</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-19880272943628001362013-04-12T02:00:00.004+09:002013-04-20T01:40:04.466+09:00ソニー4Kテレビ価格と発売日ソニーが4Kテレビの価格と発売日を発表しています。ソニーの4Kテレビは、1インチ1万円を切るサイズもありますが、液晶テレビと比較すると割高であり、2013年6月の発売後の販売動向に注目ですね。<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
(1)ソニー テレビとリストラ</h2>
<ul>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-panasonic-tv-teikei.html">ソニー パナソニックテレビ提携</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-kenryoku-tousou-sinsou.html">ソニー権力闘争の真相(5)</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/02/sony-hirai-shachou-tv-risutora.html">ソニー平井社長テレビリストラ(6)</a></li>
</ul>
ソニーは社内の権力闘争により、テレビ事業の改革が遅れてきました。ソニーの平井社長は、<b><span style="color: red;">テレビ事業は販売台数を目標とするのではなく、採算を重視する路線に変更</span></b>したようです。<br />
<br />
ソニーがテレビの販売台数を重視した場合、競合企業のパナソニックと提携することは困難です。ソニーはテレビ事業の採算性を重要視することで、<b><span style="color: red;">パナソニックと提携によりテレビ事業の研究開発費と設備投資節約という戦略転換に結びついた</span></b>のかもしれないですね。<br />
<br />
<h2>
(2)価格は1インチ1万円未満</h2>
ソニー4Kテレビ価格について、2013年4月11日のANNが、<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20130411-00000025-ann-bus_all" target="_blank">1インチ1万円切るモデルも…ソニー4Kテレビ発表</a>と報じているので見てみましょう。<br />
<blockquote class="tr_bq">
薄型テレビの販売低迷が続くなか、ソニーが高画質の4Kテレビを発表しました。1インチ1万円を下回ります。</blockquote>
ソニーが発表した4Kテレビは、1インチ1万円未満を下回る価格で発表したようですね。<b><span style="color: red;">液晶テレビの価格が32インチ3万円台であることを考えると、ソニーの4Kテレビはかなり割高</span></b>に感じますね。<br />
<br />
<h2>
(3)発売日は6月</h2>
<blockquote class="tr_bq">
新しい4Kテレビは、<b><span style="color: red;">フルハイビジョンの4倍の高画質で、6月に発売</span></b>します。家庭用を意識した65インチと55インチの想定価格は、それぞれ75万円、50万円と1インチ=1万円を切るモデルもあります。</blockquote>
ソニーの4Kテレビは、2013年6月が発売予定のようですが、特徴と価格についてまとめてみます。<br />
<ul>
<li>4Kテレビはフルハイビジョンの4倍の高画質</li>
<li>ソニーは6月に発売</li>
<li>65インチの想定価格75万円</li>
<li>55インチの想定価格50万円</li>
</ul>
ソニーが4Kテレビを発売するのは、2013年度1四半期決算は終わっているものの、中間決算に販売動向が反映されますね。<br />
<br />
<h2>
(4)ソニーはテレビ事業を2013年度に黒字目標</h2>
<blockquote class="tr_bq">
ソニー・今村昌志業務執行役員:「お客様に新しい価値を提供していきたい。<b><span style="color: red;">2013年度で(赤字の)テレビ事業を黒字にする</span></b>」</blockquote>
ソニーはテレビ事業の赤字が続いていますが、平井社長は採算性の重視により黒字化することを目標としており、社内で意見統一がされているようですね。<br />
<br />
<h2>
(5)テレビ事業は利益部門か</h2>
<blockquote class="tr_bq">
一方、パナソニックは、音声や顔を認識して、見たい情報をすぐに呼び出せるテレビを今月発売します。各メーカーの薄型テレビは、買い替えが進んだ反動で販売が低迷していますが、こうした<b><span style="color: red;">新製品の投入で需要を掘り起こそうとしています</span></b>。</blockquote>
ソニーやパナソニックは、薄型テレビの画質向上や高機能商品の投入により、売上増加を狙いとしているようですが、消費者はテレビを汎用品と考える人が多く、販売は厳しいかもしれないですね。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-63712808188467933492013-04-10T18:15:00.003+09:002013-04-24T12:21:12.624+09:00本田宗一郎ソニー講演の名言本田宗一郎がソニー講演で名言を言っています。本田宗一郎はソニーの講演で、将棋の升田名人と歩の良さについて話をしていましたが、ホンダの人材育成や組織風土を感じますね。<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
(1)ソニー、パナソニックの追い出し部屋とリストラ</h2>
<ul>
<li><a href="http://panasonic-strategy.blogspot.jp/2013/01/panasonic-oidasibeya-risutora.html">追い出し部屋パナソニックのリストラ</a>(1)</li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/01/sony-oidasi-heya-risutora-chousa.html">ソニー追い出し部屋のリストラ調査</a></li>
</ul>
ソニーとパナソニックなど日本の大手家電メーカーが、業績悪化により大幅なリストラを行っていることは、皆さんご存知であると思います。<br />
<br />
<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/01/sony-keieisha-koutai.html">ソニー平井社長交代と業績悪化(1)</a>で、ホンダ創業者の本田宗一郎がソニーでの講演で、人材育成の重要性について語ったと思われる内容がありました。本田宗一郎がソニー講演で語った内容について、Youtubeの内容を文字起こしをしましたので、見てみましょう。<br />
<br />
<h2>
(2)本田宗一郎 王様なしでやってみたい</h2>
<div>
<blockquote class="tr_bq">
ただいまご紹介に預りました、本田でございます。僕の碁は、ザル碁、碁じゃない将棋でございます。<b><span style="color: red;">僕は王様なしで、いっぺん将棋をやってみたい</span></b>と思っているんですよ。安心してやれるからね。</blockquote>
本田宗一郎は、王様なしで将棋をやってみたいと、ソニー社内の講演でかたっています。本田宗一郎がソニーの講演で語った発言の意味について見てみましょう。<br />
<br />
<h2>
(3)社長を守るよりも能力のある人間を生かせという意味か</h2>
<blockquote class="tr_bq">
<b><span style="color: red;">王様があるためにこっちは苦労してるんですよ。そうすれば角と飛車をしっかり守ってりゃいい</span></b>んだからね(笑)。まあ、そういうくらいに思う、それくらいの程度のもんですよ、僕は。</blockquote>
本田宗一郎は、企業や組織において社長を守るために周りは苦労しているということを、ソニー講演で言いたかったのかもしれませんね。<br />
<ul>
<li>王将 全方向に1マスずつ動く 相手にとられると負け</li>
<li>飛車 前後左右に大きく動ける</li>
<li>角将 斜めに大きく動ける</li>
</ul>
将棋のルールを簡単に説明すると上記の通りです。さらに、敵陣の3マス以内に侵入すれば、王将以外は成ることができますが、詳細は省略します。<br />
<br />
<h2>
(4)歩は敵陣で金になるが、相手にとられたら歩になる</h2>
<blockquote class="tr_bq">
そのとこへ升田名人がひょこっと来て、「おい、本田お前のうちはうまく歩を使ってるな」と、こういう話なんですね。 </blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
「歩というのは素晴らしいものだよと。<b><span style="color: red;">歩というものは敵陣に行けば金になる</span></b>」 </blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
「<b><span style="color: red;">だから取られても、相手がもう使うときには歩だ</span></b>」って言うんですね。</blockquote>
本田宗一郎は、将棋の升田名人とのやりとりをソニー講演で話しています。将棋で角や飛車は、強力な駒ですが、相手にとられると強力な駒として使うことができます。歩は敵陣に行けば金になりますが、<b><span style="color: red;">相手に取られたときは歩として駒の強さが下がります</span></b>。<br />
<br />
<h2>
(5)歩はうまく使うのが名人である</h2>
<blockquote class="tr_bq">
「こんな合理性のあるねえ、ものすごい良いものはない。<b><span style="color: red;">これをうまく使うやつが名人だ</span></b>」と、こう言ったん。</blockquote>
本田宗一郎と升田名人の会話は、名言の一つと思いますが、相手にとられても飛車や角将ほどの大きな打撃はなく敵陣で強くなるため重要であると言いたかったのかもしれないですね。<br />
<br />
<h2>
(6)本田宗一郎の成功理由は社員をうまく育てたから</h2>
<blockquote class="tr_bq">
その彼が僕に三段をくれるって言うんですよ。 </blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
「<b><span style="color: red;">本田、お前、本田に三段をくれてやるから</span></b>」って。「そりゃあ、いいなあ、でも大丈夫かなあ」って言ったら、「いいよ、やる。その代わり1つ条件がある」って言うんですよ。絶対に他人とやらんという。アレを書けって言うんですよ(笑)。</blockquote>
本田宗一郎は、升田名人から歩の使い方が上手いと褒められていますが、<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/01/sony-keieisha-koutai.html">ソニー平井社長交代と業績悪化</a>(1)をみると、ソニーは王様を守りすぎて社員が萎縮しているのかもしれないですね。</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-83031112015502937032013-03-31T17:52:00.000+09:002013-03-31T17:52:26.119+09:00ソニー岐阜工場社員リストラの人数ソニー子会社が岐阜工場リストラを発表しましたが、その人数と地元自治体の推計人口を比較すると地域経済への影響が大きいことが分かります。ソニーは日本を代表する企業ですが、本社社員の雇用継続も困難になっており、地域経済が雇用を特定企業に依存するとリスクが高いことが分かりますね。<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
(1)ソニー、シャープ、パナソニックのリストラ</h2>
<ul>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2012/12/sony-kogaisha-risutora.html">ソニー子会社のリストラ 岐阜知事が社員雇用の要請</a></li>
<li><a href="http://tamugon.blogspot.jp/2013/01/sharp-oidasi-heya-risutora.html" target="_blank">シャープ追い出し部屋とリストラ</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/01/sony-oidasi-heya-risutora-chousa.html">ソニー追い出し部屋のリストラ調査</a></li>
<li><a href="http://panasonic-strategy.blogspot.jp/2013/03/panasonic-nenshu-hikisage.html" target="_blank">パナソニック年収引き下げとリストラ</a></li>
</ul>
ソニー、シャープ、パナソニックなどのリストラが話題になりましたが、大手家電メーカーは業績悪化により余剰人員を抱える余裕がなくなっています。<br />
<br />
ソニーは子会社の岐阜工場のリストラを発表しており、取引先に影響が大きいことで地域の雇用が失われることが報じられていました。<br />
<ul>
<li><b><span style="color: red;">下請けは7社社員は計1457人</span></b></li>
<li>契約社員はそのうち、1362人(外国人は677人)</li>
</ul>
ソニーのリストラは、業績悪化により地域の雇用を担う余力が失われていることを意味しており、日本を代表する企業にしても、特定企業に地域経済が依存するリスクを感じますね。<br />
<br />
<h2>
(2)ソニーイーエムシーエス美濃加茂サイトは5000人近くが勤務</h2>
ソニーが岐阜工場リストラの人数について、2013年3月30日の毎日新聞が<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130330-00000008-maiall-bus_all" target="_blank"><ソニー美濃加茂サイト閉鎖>関係者「寂しい」 跡地利用は未定</a>と報じているので見てみましょう。<br />
<blockquote class="tr_bq">
岐阜県美濃加茂市のソニー子会社「ソニーイーエムシーエス美濃加茂サイト」が29日、事実上の閉鎖となった。1981年に稼働を始め、<b><span style="color: red;">ピーク時には5000人近くが働いていた同工場</span></b>を従業員らが足早に後にし、関係者からは「やっぱり寂しい」と閉鎖を惜しむ声が聞かれた。</blockquote>
ソニー子会社の岐阜工場はリストラにより閉鎖が決まっていますが、ピーク時には5000人近くが勤務していたようですね。<b><span style="color: red;">岐阜県美濃加茂市の推計人口は、wikipediaによると2012年11月1日55,295人</span></b>であることを考えると、ピーク時に5000人の就業者数は地域経済の雇用の柱であったことが分かると思います。<br />
<br />
<h2>
(3)海外のコールセンター会社で勤務</h2>
<blockquote class="tr_bq">
「これからどう変わっていくんでしょう」。<b><span style="color: red;">派遣社員として2月下旬まで勤務</span></b>していた同県可児市の三村美穂さん(41)は、工場の“最後の姿”を見届けようと訪れた。昨年10月に閉鎖が発表されてからは労働組合の書記長を一時期務めた。<b><span style="color: red;">5月から海外にあるコールセンター会社</span></b>で働く。「労働者も消費者だということを考えてほしい。『さよならソニー』という気持ちです」と社旗に目をやった。</blockquote>
ソニー岐阜工場で勤務していた派遣社員の方は、<b><span style="color: red;">2ヵ月後に海外にあるコールセンター会社で勤務</span></b>をするようですね。ソニーで勤務後に、海外にあるコールセンター会社で勤務するのは、<b><span style="color: red;">ソニーグループであるのか、指導者として勤務するのかは不明ですが、日本人の雇用が失われている</span></b>可能性があることが分かります。<br />
<br />
<h2>
(4)ソニー岐阜工場のリストラで1000人が失業の可能性</h2>
<blockquote class="tr_bq">
県や岐阜労働局は、<b><span style="color: red;">正社員や請負会社の従業員らの雇用が4月1日時点で最大1000人超失われる可能性</span></b>を指摘。工場敷地の活用法などを未定とするソニーに、県は「雇用の創出と地域活性化のためにも早急に決めてほしい」と要望している。</blockquote>
ソニー岐阜工場はリストラにより、1000人超が失業の可能性が指摘されていますが、<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/03/sony-40-shain-hyouka-risutora-heya.html">ソニー40歳社員評価とリストラ部屋</a>(3)を見ると雇用を継続する余力がないことが分かりますね。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4897072408383228429.post-28997193184656407692013-03-30T11:28:00.002+09:002013-04-24T12:21:12.616+09:00ソニー オリンパス合併会社延期の理由ソニーとオリンパス合併会社延期の理由は、中国での審査が遅れていることが原因のようですね。ソニーとオリンパスは、中国の審査がなぜ遅れているのか説明していませんが、法規制の面で中国リスクが浮き彫りになっていますね。<br />
<a name='more'></a><br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhKPOBXozK0NFcKPMdKwmnwkuEs3GLDIksdUF0QZHne0IUBy4c7Y3AlPx3ODUe4bqQn_osnj9JmNfPWbeHpLmwsTAI98VK_kMRnHeXlTwMHEAFRXmNEZa91jCrlzNFhWlDbZrLjl7TiAWX2/s1600/%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%BC+%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9%E5%90%88%E4%BD%B5%E5%BB%B6%E6%9C%9F.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhKPOBXozK0NFcKPMdKwmnwkuEs3GLDIksdUF0QZHne0IUBy4c7Y3AlPx3ODUe4bqQn_osnj9JmNfPWbeHpLmwsTAI98VK_kMRnHeXlTwMHEAFRXmNEZa91jCrlzNFhWlDbZrLjl7TiAWX2/s1600/%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%BC+%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9%E5%90%88%E4%BD%B5%E5%BB%B6%E6%9C%9F.jpg" /></a></div>
<br />
<h2>
(1)ソニーとオリンパスの提携と粉飾決算</h2>
<ul>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2012/12/sony-olympus-teikei-jigyou.html">ソニーとオリンパス提携事業に遅れ</a></li>
<li><a href="http://funshoku.blogspot.jp/2012/12/olympus-kogaisha-tousann-kyuuminn.html" target="_blank">オリンパス子会社倒産 休眠会社を監査法人が見抜けず</a></li>
<li><a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2013/03/sony-50-risutora-kogaisha-sigoto.html">ソニー50歳リストラと子会社の仕事内容</a>(6)</li>
</ul>
ソニーとオリンパスは提携を発表しており、平成24年12月末に合弁会社設立を発表していました。ソニーは、オリンパスとの合弁会社設立を平成25年4月1日までに行う予定でしたが、さらに延期するようですね。<br />
<br />
<h2>
(2)提携交渉と合弁会社設立延期の時系列</h2>
<ol>
<li>平成24年9月28日 ソニーとオリンパスが提携に合意</li>
<li>平成24年12月末 ソニーとオリンパスの合弁会社設立予定(1度目の延期)</li>
<li>平成25年4月1日 ソニーとオリンパスの合弁会社設立予定(<b><span style="color: red;">2度目の延期</span></b>)</li>
</ol>
オリンパスは、粉飾決算の発覚により自己資本比率と信用が低下しており、ソニーが出資と提携により信用補完を行いました。<br />
<br />
ソニーは<b><span style="color: red;">投資資金をより早く回収するとともに、業績向上のため、合弁会社をすぐに設立したほうが儲かります</span></b>が、設立は再度の延期になったようですね。<br />
<br />
<h2>
(3)ソニーとオリンパスの合弁会社設立の提携契約</h2>
ソニー オリンパス合併延期について、<a href="http://www.olympus.co.jp/jp/">オリンパス</a>が2013年3月29日に医療事業合弁会社の設立に向けた準備状況のお知らせを、公式ホームページで発表しているので見て見ましょう。<br />
<blockquote class="tr_bq">
オリンパス株式会社(以下、「オリンパス」)とソニー株式会社(以下、「ソニー」)は、平成24年9月28日に締結した<b><span style="color: red;">業務提携契約に基づき、医療事業に関する合弁会社の設立</span></b>に向けて、両社で事業内容に関する協議を継続して行っています。</blockquote>
ソニーは、オリンパスと業務提携契約を締結していますが、ソニーの出資や合弁会社の設立が含まれていましたが、遅れています。<br />
<br />
<h2>
(4)合弁会社設立で中国の審査が長引く</h2>
<blockquote class="tr_bq">
新会社の設立時期については、平成24年12月21日付適時開示「医療事業合弁会社の設立に向けた準備状況のお知らせ」において、日本およびその他各国の政府当局または監督官庁の必要な承認を取得した上で<b><span style="color: red;">平成25年4月1日にまでに新会社を設立できると見込んでいる旨お知らせしましたが、一部の国での審査が想定より時間を要しています</span></b>。</blockquote>
ソニーとオリンパスは、合弁会社設立は一部の国での審査が長引いているとしていますが、中国のようですね。<a href="http://sony-tousan.blogspot.jp/2012/12/sony-sumaho-demo-china.html">ソニーのスマホは反日デモで販売53%減少</a>しましたが、日本企業に対する審査が長引いている理由が気になりますね。<br />
<br />
<h2>
(5)合弁会社の審査は最終段階か</h2>
<blockquote class="tr_bq">
現在、<b><span style="color: red;">審査は最終段階にあると見込んでおり、会社設立日が確定しましたら速やかにご報告</span></b>いたします。</blockquote>
ソニーとオリンパスは、審査が最終段階にあると見込んではいるようですが、会社設立日がいつになるのか明確に発表していないようですね。<span style="color: red;"><b>ソニー、オリンパス合併会社延期の理由は中国の審査が長期化していることですが、法規制の面でも中国リスクが浮上</b></span>していますね。Unknownnoreply@blogger.com0