(1)パナソニック追い出し部屋とソニーのキャリアデザイン室
パナソニックの追い出し部屋を用いたリストラが、年明けに話題になりましたが、ソニーのキャリアデザイン室も同様の役割を果たしています。ソニーやパナソニックなどの日本を代表する大手企業は、携帯電話や液晶パネル事業などで海外企業との競争に敗れ、設備が過剰になっています。ソニーやパナソニックといった大手企業がリストラを行う背景は解雇規制だけでなく、大赤字によるリストラで雇用の場が減少している影響が大きいのではないでしょうか。
(2)再就職支援会社の面接と求人内容
だが、Cさんは仕事を見つけることができなかった。会社が指定した再就職支援会社の面接も受けたが、求人内容は年収が大幅にダウンするものばかりで、これまでの経験を生かすことができる仕事はなかった。ソニー社員は、再就職支援会社の面接を受け、求職活動を行っていたようですね。ソニーは日本を代表する企業ですので、平均年収が951万円であり給与水準が高いことでも有名ですので、ほとんどの会社で年収が低下しそうですね。
ソニー50歳前半の社員が、どういった待遇やスキルを保有していて、求人内容はどういった内容なのか分からないと、何とも言えないですね。
(3)戦力外通告による退職を示唆
そうした中、6回目に当たる2月の面談で、前出の上司から来年度の事業計画での戦力外を通告される。そのうえで「身の振り方を決めていないのはあなただけです」と暗に退職を求められた。ソニー社員は、ソニー キャリアデザイン室50歳の真相(4)を見ると、2013年3月中に社内か社外で再就職先を見つけるように通告されていました。ソニーは、事業計画で戦力外を正式に通告したようですね。
(4)社内募集と早期退職の期限
その翌日の人事担当者との面談でも「あなたに合う社内募集はない。2月末が早期退職の期限なので、急いで経歴書を作ってください」と催促された。ソニー50代前半の社員に対して、人事担当者は社内募集がなく、早期退職の期限が近いことを伝えたようです。
(5)ソニー50歳前半の社員に次の異動先は提示されず
結局、会社にとどまることを希望して早期退職を拒否したCさんは、3月に入っても次の異動先が提示されないままだ。Cさんは「不安な日々が続いている」と言う。
ソニー50歳前半の社員に次の異動先は3月になっても提示されなかったようですが、現在、どうなのか気になりますね。ソニーの平均年収は951万円(月収約80万円)であり、この社員は平均年齢よりも上ですので給与水準は気になるところですね。
ソニー50歳前半の社員が、平均年収と同額の951万円であったとしても、新卒3人分に近い給与であるため、スキルがないと社内に残り続けるのは厳しい時代なのかもしれないですね。ソニー50歳リストラと子会社の仕事内容(6)に続く。
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