ソニー オリンパス合併会社延期の理由

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ソニーとオリンパス合併会社延期の理由は、中国での審査が遅れていることが原因のようですね。ソニーとオリンパスは、中国の審査がなぜ遅れているのか説明していませんが、法規制の面で中国リスクが浮き彫りになっていますね。


(1)ソニーとオリンパスの提携と粉飾決算

ソニーとオリンパスは提携を発表しており、平成24年12月末に合弁会社設立を発表していました。ソニーは、オリンパスとの合弁会社設立を平成25年4月1日までに行う予定でしたが、さらに延期するようですね。

(2)提携交渉と合弁会社設立延期の時系列

  1. 平成24年9月28日 ソニーとオリンパスが提携に合意
  2. 平成24年12月末 ソニーとオリンパスの合弁会社設立予定(1度目の延期)
  3. 平成25年4月1日 ソニーとオリンパスの合弁会社設立予定(2度目の延期)
オリンパスは、粉飾決算の発覚により自己資本比率と信用が低下しており、ソニーが出資と提携により信用補完を行いました。

ソニーは投資資金をより早く回収するとともに、業績向上のため、合弁会社をすぐに設立したほうが儲かりますが、設立は再度の延期になったようですね。

(3)ソニーとオリンパスの合弁会社設立の提携契約

ソニー オリンパス合併延期について、オリンパスが2013年3月29日に医療事業合弁会社の設立に向けた準備状況のお知らせを、公式ホームページで発表しているので見て見ましょう。
オリンパス株式会社(以下、「オリンパス」)とソニー株式会社(以下、「ソニー」)は、平成24年9月28日に締結した業務提携契約に基づき、医療事業に関する合弁会社の設立に向けて、両社で事業内容に関する協議を継続して行っています。
ソニーは、オリンパスと業務提携契約を締結していますが、ソニーの出資や合弁会社の設立が含まれていましたが、遅れています。

(4)合弁会社設立で中国の審査が長引く

新会社の設立時期については、平成24年12月21日付適時開示「医療事業合弁会社の設立に向けた準備状況のお知らせ」において、日本およびその他各国の政府当局または監督官庁の必要な承認を取得した上で平成25年4月1日にまでに新会社を設立できると見込んでいる旨お知らせしましたが、一部の国での審査が想定より時間を要しています
ソニーとオリンパスは、合弁会社設立は一部の国での審査が長引いているとしていますが、中国のようですね。ソニーのスマホは反日デモで販売53%減少しましたが、日本企業に対する審査が長引いている理由が気になりますね。

(5)合弁会社の審査は最終段階か

現在、審査は最終段階にあると見込んでおり、会社設立日が確定しましたら速やかにご報告いたします。
ソニーとオリンパスは、審査が最終段階にあると見込んではいるようですが、会社設立日がいつになるのか明確に発表していないようですね。ソニー、オリンパス合併会社延期の理由は中国の審査が長期化していることですが、法規制の面でも中国リスクが浮上していますね。
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