(1)ソニー テレビとリストラ
ソニーは社内の権力闘争により、テレビ事業の改革が遅れてきました。ソニーの平井社長は、テレビ事業は販売台数を目標とするのではなく、採算を重視する路線に変更したようです。ソニーがテレビの販売台数を重視した場合、競合企業のパナソニックと提携することは困難です。ソニーはテレビ事業の採算性を重要視することで、パナソニックと提携によりテレビ事業の研究開発費と設備投資節約という戦略転換に結びついたのかもしれないですね。
(2)価格は1インチ1万円未満
ソニー4Kテレビ価格について、2013年4月11日のANNが、1インチ1万円切るモデルも…ソニー4Kテレビ発表と報じているので見てみましょう。薄型テレビの販売低迷が続くなか、ソニーが高画質の4Kテレビを発表しました。1インチ1万円を下回ります。ソニーが発表した4Kテレビは、1インチ1万円未満を下回る価格で発表したようですね。液晶テレビの価格が32インチ3万円台であることを考えると、ソニーの4Kテレビはかなり割高に感じますね。
(3)発売日は6月
新しい4Kテレビは、フルハイビジョンの4倍の高画質で、6月に発売します。家庭用を意識した65インチと55インチの想定価格は、それぞれ75万円、50万円と1インチ=1万円を切るモデルもあります。ソニーの4Kテレビは、2013年6月が発売予定のようですが、特徴と価格についてまとめてみます。
- 4Kテレビはフルハイビジョンの4倍の高画質
- ソニーは6月に発売
- 65インチの想定価格75万円
- 55インチの想定価格50万円
(4)ソニーはテレビ事業を2013年度に黒字目標
ソニー・今村昌志業務執行役員:「お客様に新しい価値を提供していきたい。2013年度で(赤字の)テレビ事業を黒字にする」ソニーはテレビ事業の赤字が続いていますが、平井社長は採算性の重視により黒字化することを目標としており、社内で意見統一がされているようですね。
(5)テレビ事業は利益部門か
一方、パナソニックは、音声や顔を認識して、見たい情報をすぐに呼び出せるテレビを今月発売します。各メーカーの薄型テレビは、買い替えが進んだ反動で販売が低迷していますが、こうした新製品の投入で需要を掘り起こそうとしています。ソニーやパナソニックは、薄型テレビの画質向上や高機能商品の投入により、売上増加を狙いとしているようですが、消費者はテレビを汎用品と考える人が多く、販売は厳しいかもしれないですね。 スポンサードリンク
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