(1)ストリンガー会長退任のリスク
ソニー デジカメが好調(7)ですが、経営者の交代が経営リスクになる可能性を指摘されているので、見てみましょう。進むべき道がはっきりとみえてきた平井ソニー。しかし、意外なところに死角がある。ストリンガー氏の退任がマイナスに働くリスクがあるのだ。今年6月でストリンガー氏が取締役会議長から退くことを評価する向きもあるが、実はそう簡単なものではない。ソニー経営者交代のリスクについて、ストリンガー会長退任のリスクが指摘されています。管理人の私見ですが、経営者交代はどの企業にもあることですので、メリットとデメリットを考えると、赤字の経営者が高額報酬を貰い続けるほうが異様ですね。
(2)映画事業のリスク
社内事情に詳しい関係者は、「ストリンガーは映画については経営幹部をしっかりマネージメントしてきた。今後も彼が残っていれば押さえが利くが、いなくなれば現場が暴走し始めるかもしれない」と指摘する。ソニーの映画事業は、ストリンガー会長退任のリスクがあると指摘があるようですね。管理人は、ソニーが現場の動きを懸念しているならば、社内で何か対策をとろうとすると思うのですが、話がでないところを見ると誰かの個人的な意見に過ぎないのかもしれないですね。
(3)ソニーOBがリスク
経営が混乱する芽はほかにもある。ある有力OBはこの6月の株主総会での社外取締役就任を目指し、経営中枢に対して売り込みを図っているという。ソニーの伝統のようになってしまったOBによる干渉は、いまだに続いているのだ。ソニーOBは優秀な人材が多いと思われますが、取締役就任を目指さなくても、優秀な方であればどこかで活躍しているはずであり、経営失敗を続けた世代であるならば、老害ですね。
(4)幹部人事のリスク
さらには、バックグラウンドも年齢もバラバラの経営幹部をワンチームとしてまとめられるかも焦点。もともとストリンガー氏が選抜した幹部が多く、チーム平井としてまとまりは心もとないものだ。ソニーの現在の経営幹部は、ストリンガー氏の選抜した幹部が多いようですが、サラリーマンですので社内権力が変わると平井社長に追随するのではないでしょうか。
(5)ソニー組織のリスク
危機の今はワンソニーでまとまっていても、少し業績がよくなれば面従腹背へと転ずるかもしれない。OBの干渉を排除し、新しいチームを作り上げることができるかどうか。平井社長リーダーシップが問われる局面だ。ソニーの組織にリスクがあるようですが、平井社長はソニーの組織にある壁を意識しており、精力的にコミュニケーションを行っています。
ソニー平井社長は、新しいソニーを掲げており、社内組織の融和と社内資源の有効活用を行おうとしているように思えます。ソニー経営者交代のリスクは、幹部人事の異動や業績向上による実績で改善するのではないでしょうか。 スポンサードリンク
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