ソニー ゲーム事業赤字の理由

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ソニー、ゲーム事業赤字の理由として販売不振が指摘されている。販売不振に加えて、ソニーがアノニマスと敵対する道を積極的に選んだ事もその一因ではなかろうか。費用対効果が不透明であり、利益圧迫の要因になっているようにも思える。


11月に入って、ソニーが倒産危機の格付であることが、発表されている。親会社の格付け格下げが、子会社である、ソニー生命の格付け悪化に繋がっている。ソニーブランドの毀損である。

今回は、ソニーの子会社の中でも、ゲーム子会社とアノニマスのドキュメンタリーを紹介する。この事件もソニーブランドを傷つけることに繋がったが、費用対効果を含めて不透明な部分が多い。

動画 NHK 10:40~ ※PC推奨



文字起こし

ユーザーとトラブル

2011年11月17日(木)放送 暴走するサイバー攻撃 密着・謎のハッカー集団
(中略)
アノニマスの攻撃は多くの企業に巨額の損失をもたらしています。
その一つが、ことし4月にサイバー攻撃を受けたソニーです。
攻撃の発端となったのは家庭用ゲーム機を巡るユーザーとのトラブルでした。
このゲーム機では一部のユーザーが違法な海賊版のゲームソフトをみずから取り込んで遊ぶようになっていました。
そこでソニーはこれを防ぐために機能の一部を制限しました。
これが、ユーザーの権利を侵害しているとしてアノニマスに批判されたのです。

ソニーアノニマスのターゲットに

アノニマスはソニーのウェブサイトに攻撃を開始しました。 
アノニマスはほかのハッカーたちとソニーグループ各社のコンピューターに次々と侵入。
個人情報を大量に盗み出しました。 
実際に流出したデータの一部です。 
ユーザーのIDやパスワードなど合わせて1億件を超えています。
一連の攻撃でソニーはオンラインゲームのサービスの停止に追い込まれるなどして合わせて140億円の損害を出しました。

ソニー謝罪

「ユーザーの皆様には多大な不安とご迷惑をおかけしておりますこと深くおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。」 
アノニマスなどによる攻撃はその後止まりましたが、ソニーは、再び攻撃を呼び起こすことを懸念し私たちの取材に対してコメントを差し控えました。

アノニマスに狙われたということ

ネット上の自由の名の下に、企業などに大きな損失をもたらしているアノニマス。
仲間たちの違法な活動をどう正当化できるのか。
ハウシュさんに問いただしました。
「目には目をというわけさ。世界を変えるためには違法なこともやらなければならない。アノニマスの仲間たちがしていることは、正義だと信じている。」
ソニーは、アノニマスと対決することになった。情報漏えいにより巨額の損失が指摘されているが、ファームウェアをバージョンアップするなどを続けている。

ソニーのゲーム事業赤字の理由は、対策費用の増加が要因としてあるのではないだろうか。対策費用の、明確な費用対効果は不透明であるが、利益圧迫の要因と情報漏えいによりブランドを毀損したようにも思える。知財対策は重要であるが、どういったシミュレーションをしていたのであろうか。
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