(1)ソニーXperiaをドコモが好評価
ソニーXperiaをドコモの社長が、2013年1月22日の携帯電話の新商品発表の場で、名指しでイチオシ商品であると発言しています。ソニーのXperiaは、ソニーがエリクソンから合弁会社の株式を購入することで100%子会社化を行っており、製造業としての技術を集めて作った携帯電話です。ソニーXperia Zでドコモ携帯契約数増加しており、ドコモの加藤社長は製品の実力を高く評価していました。
(2)ソニーのエクスペリアAがドコモの値下げ対象機種
ソニーXperia Aがドコモ値下げで業績に期待できることを、2013年5月15日時事通信が、ドコモ、主力機種値下げ=ソニーとサムスン、5000円も可能性があることを報じているので見てみましょう。NTTドコモは15日、夏商戦に投入するスマートフォン(多機能携帯電話)の新商品10機種を発表した。主力商品となるソニーの「エクスペリアA(エース)」と韓国サムスン電子の「ギャラクシーS4」の実質価格を引き下げ、米アップルの「iPhone(アイフォーン)」を扱うKDDI(au)やソフトバンクモバイルに対抗する。ソニーのエクスペリアAが、ドコモの値下げ対象機種として選定されており、他にもサムスン電子のギャラクシーS4が対象となっているようですね。
ソニーのXperia Aの販売条件を、ドコモは複数設定していますが、購入費の補助に傾斜をつけることで、ソニーXperia Z販売好調であることに配慮しています。
(3)Xperia AとギャラクシーS4に購入費の補助を拡大
2機種を「ドコモの顔と言えるツートップ」(加藤薫社長)と位置付け、購入費への補助を拡大。2年契約の実質価格はエクスペリアが2万円台半ば、ギャラクシーが3万円台半ばになり、他機種(3万円台後半~4万円台前半)より低価格にする。ドコモ2013年決算 利益減少の理由は、販売促進費が多額であったことが理由ですが、人気機種に傾斜配分することで、利益の確保を重視するようですね。
- ソニーXperia A 2年契約の実質価格 2万円台半ば
- サムスン ギャラクシー 2年契約の実質価格 3万円台半ば
- 他機種の2年契約 3万円台後半~4万円台前半
(4)ソニーのXperia Aをドコモが他社からの乗換えや機種変更で優遇
さらに2機種に限り、他社や従来型携帯電話からの乗り換え、ドコモの10年以上の継続利用といった条件により、1万~2万円割り引く。エクスペリアは「実質価格が5000円になる」(加藤社長)ケースもある。ソニーのXperia Aをドコモが他社からの乗換えや機種変更で優遇するようですが、実質価格が5000円程度ですむならば、かなりの販売台数が見込めそうですね。 スポンサードリンク
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