ソニーPS Vita販売台数見通し引き下げ

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ソニーがPS Vita販売台数見通しを引き下げています。ソニーのゲーム事業は、2013年3月期決算で、販売台数とPS4の動向に注目が集まりそうですね。

ゲーム分野の業績悪化

ソニーのゲーム分野の業績が悪化しています。ソニーグループ業績発表文・決算短信で、2012年第3四半期決算短信を発表していますので、ゲーム部門の業績を見てみましょう。
  • 2011年度第3四半期 売上高3,161億円 営業利益338億円 
  • 2012年度第3四半期 売上高2,685億円 営業利益46億円
ソニーのゲーム分野の業績が大きく悪化していることが分かります。
2011年12月に導入したPlayStation®Vitaの売上が計上されたものの、「プレイステーション3」(以下「PS3®」)ならびにPSP®「プレイステーション・ポータブル」(以下「PSP®」)のハードウエア及びソフトウエアの減収により、分野全体で大幅減収となりました。営業利益は、前年同期に比べ292億円減少し、46億円となりました。この減益は、主に、前述のPS3®ソフトウエア及びPSP®ハードウエアの減収の影響によるものです。
ソニーは、2012年第3四半期決算短信でゲーム事業の業績が悪化している理由を説明しています。

ソフトウェアの減収が問題

ソニーは、PS3とPSPの販売が不調である事を述べており、ハードウエア及びソフトウエアの減収となっている点は注目でしょう。

ソニーは、高性能のハードウェアを赤字覚悟で販売、ソフトウェアで投資を回収する方針が有名です。ハードウェアは、発売から年数が経過しており売上高は減少していくでしょう。

ソフトウェアの減収は、魅力的なタイトルを販売できなかった可能性があり、管理人は問題であると考えます。ソニー携帯ゲーム失敗の理由モンスターハンター撤退が言われていましたが、どういったソフトを販売することができるのか注目している方は多いのではないでしょうか。

PSPとPS Vita販売台数引き下げ

ゲーム事業の販売台数と販売見通しを見てみましょう

ソニーの主要エレクトロニクス製品について、2011年度の販売台数と2012年どの販売見通しの修正について見てみましょう。
  • 据え置き型ハードウエア(PS3及びPS2) 2011年実績1800万台 11月1600万台 2月1600万台
  • 携帯型ハードウエア(PS Vita及びPSP) 2011年実績680万台 11月1000万台 2月700万台
  • パッケージソフトウエア(合計) 2011年実績1億9,670万本 11月前年度並み 2月前年度並み
ソニーのゲーム事業について、ソニー2012年度第3四半期連結業績概要から見ましたが、ソニーのゲーム事業は、携帯型ハードウェアの販売見通しを大きく引き下げています。

PS3と販売台数

ソニーPS販売台数まとめましたが、PS3の販売台数はPSやPS2と比較すると現状少ない状況が続いています。
ソフトウェア売上高=ハードウェア保有者×保有者一人当たりのソフトウェア購入金額 
保有者一人当たりのソフトウェア購入金額=ソフトウェア平均単価×購入タイトル数
ハードウェアの販売台数が少なければ、ソフトウェアを購入する客は減少します。ソニーが魅力的なゲームを揃える事で、ソフトウェアの値上げや一人当たりのソフトウェア購入数を増やすことができるか考えると、スマホのゲームなど競合がありますのでそれも厳しいでしょう。

PS4の動向

ソニーのゲーム事業は、PS4を2月に発表するとの報道がでており注目が集まっていますが、PS Vita販売台数見通しを引き下げを明記しています。

ソニーの2012年度決算は、ゲーム事業の販売台数やPS4の動向について言及するのかどうか気になりますね。
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