ソニーCDSと倒産懸念

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ソニーのCDSに倒産懸念が少しずつ現れていることを、読み取ることができる。その一方で、パナソニックやシャープといった業界他社と比較することで、シャープほど危機意識を持って見られていないことが分かる。

SONY CDSの値

3ヶ月

11月に入って、ソニー格付けを、フィッチとムーディーズが格付けを引き下げた。フィッチは9日、ムーディーズは22日に入って格付けを引き下げている。

  •  9日フィッチ 投資適格で最低水準
  • 22日ムーディーズ 投機的水準

その影響を見ると、今の所、フィッチの発表により一時的に上昇したものの、その後に下落。ムーディーズの発表の影響は、それほど受けていないように見える。

1年

J-CDS SONY(3ヶ月・1年)

ソニーのCDSが、昨年からじわじわと上昇。11月26日の時点で、350.57Bpまで上昇している。これは、1年前が140Bpを少し超えたところであったことを考えると、倍以上に上昇していることが分かる。

パナソニック シャープとの違い

同じ電機業界では、ソニー・パナソニック・シャープの3社が比較される。
パナソニックとシャープを見てみよう。

パナソニックも倒産懸念からCDS比較をすると、上昇傾向が見て取れる。どちらかと言えば、ソニーとパナソニックは比較的似た傾向が見て取れるかもしれない。

シャープも同様にCDSが上昇しているが、その割合が断然違う。
シャープは倒産扱いのCDSと言っても過言ではない4000Bp前後の数値となっている。

ソニーのCDSを見る限り、市場が倒産懸念を少しずつ折り込み始めていることが分かるのではなかろうが。ただし、シャープほどではないと言えるであろう。
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