ソニー追い出し部屋のリストラ裁判

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ソニー追い出し部屋のリストラ裁判が行われていますが、社員が出向無効を申し立てています。ソニー以外の大手企業も追い出し部屋でリストラを行っており、判決内容は他社に波及しそうですね。

(1)ソニー追い出し部屋とリストラ

ソニーの追い出し部屋は、東京の品川にありますが、社員のリストラに活用しているようですね。ソニーは日本を代表する企業として有名ですが、業績悪化によりリストラが続いています。

ソニーのように業績が低迷している大手企業は、リストラ部屋で人員削減が行われていますが、大手企業の社員が行う業務とは思えない内容を行っていますね。

(2)社員が子会社出向の無効確認を訴訟

ソニー追い出し部屋のリストラ無効について、2013年7月23日の時事通信が、ソニー社員審判申し立て=「同意ない出向無効」―仙台地裁を報じているので見てみましょう。
本人の同意がないのに子会社への出向を命じられたとして、ソニーのキャリアデザイン室に所属していた男性(51)ら社員2人が23日、出向の無効確認を求める労働審判を仙台地裁に申し立てた。
ソニー社員で追い出し部屋に配属後、子会社に出向した社員が訴訟を行ったようですね。日本企業では終身雇用という名前が一人歩きしていますが、50代の社員であれば、親会社から子会社に出向となる会社は多いですね。ソニーの社員が、追い出し部屋で提示された労働条件について見てみましょう。

(3)給料3割カットと出向

申し立てたのは男性と別の子会社で勤務していた女性(57)。申立書などによると、7月16日付で宮城県登米市の子会社に出向を命じられた。拒否すると、給料を3割カットすると言われ、やむなく出向先で勤務しているという。
ソニー社員は追い出し部屋でリストラの条件を提示されていますが、給料の3割カットが条件として提示されたようですね。ソニーは日本を代表する企業であり、東証一部上場企業ですので給与水準は高いため、給料の金額を見なければ何とも言えないですね。

ソニー2014年リストラの理由をまとめましたが、ソニーは業績悪化が続いており、平井社長就任までに業績を改善することに失敗していたことが分かります。ソニーやパナソニックで追い出し部屋に配属された社員の業務が話題になりましたが、子会社出向後の業務がどうであったのかも気になります。

(4)キャリアデザイン室とリストラ部屋

2人は10年ごろから複数回、退職強要を受けていたといい、代理人弁護士は「キャリアデザイン室はいわゆるリストラ部屋。退職に応じないことで出向を命じた」と指摘した。 
ソニー東京キャリアデザイン室の評判(7)で、リストラ部屋であることを説明しました。ソニー 追い出し部屋の場所とリストラ(1)で品川のオフィスにリストラ部屋があることをまとめましたが、ソニーの大賀会長や役員のフロアがあった部屋ですね。

ソニーは給与水準の高い企業として有名でしたが、業績赤字で格付けは投機的水準の寸前にまで低下しています。日本企業は中小企業であれば、給与水準は低く、大企業であっても50代であれば出向は多いので、今までの給与待遇を見なければ判断できないですね。

(5)ソニーの広報はリストラ部屋について回答せず

ソニー広報センターの話 申し立ての内容が確認できていないのでコメントできない。
ソニーの広報は、リストラ部屋について回答していないようですね。ソニーの追い出し部屋について、国が立ち入り調査を行っています。
ソニーは国の立ち入り調査に続いて、追い出し部屋に配属された社員から訴訟が行われています。ソニー以外の大手企業も追い出し部屋を使って、リストラを行っていますが、判決内容によっては他社に波及しそうですね。
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